カマスといえば「干物」や「塩焼き」が定番です。
しかし、本当の食通や釣り師が口を揃えて「一番旨い」と言うのは、実は刺身。
なぜこれほど美味しいのに、一般の市場には並ばないのでしょうか。
1. 「鮮度落ち」が驚異的に早い
カマスは数ある魚の中でも、特に鮮度の劣化が激しい魚種です。
身に含まれる水分量が多く、死後硬直が解けるのが早いため、水揚げから時間が経つとすぐに身が柔らかくなってしまいます。
「カマスの刺身は、船の上か堤防で釣った人しか食べられない」と言われるのは、この鮮度の壁があるからです。
2. 皮目に隠された「究極の旨み」
カマスの刺身を語る上で欠かせないのが「皮」の存在です。 カマスは皮と身の間に濃厚な脂と旨みが凝縮されています。
鮮度が良い個体を「焼き切り(炙り)」にすると、熱で溶け出した脂が身に回り、口の中でとろけるような甘みが広がります。
この独特の風味は、他の魚では決して味わえません。
3. 釣り人が守るべき「鮮度維持」の鉄則
カマスを刺身で美味しく食べるには、釣り上げた直後の処理がすべてです。
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即座に冷やす:氷水(潮氷)で一気に冷やし込み、身がダレるのを防ぎます。
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水分を拭き取る:真水に触れると身がふやけるため、持ち帰る際もキッチンペーパーなどで保護するのが理想的です。
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その日のうちに食す:刺身で食べるなら、間違いなく釣ったその日が「黄金の時間」です。
釣太郎の視点:南紀の海だからこそできる贅沢
南紀の海は、港から釣り場までが近く、釣ったばかりの魚を最高の状態で持ち帰れる環境にあります。
釣太郎で氷やクーラーボックスを準備して、ぜひ「本物のカマスの味」を体験してください。
一度その味を知ってしまうと、もう干物だけでは満足できなくなるかもしれません。

