春になって気温が上がってくると、つい油断しがちです。
街では暖かく感じたのに、波止に立つと妙に寒い。
こんな経験をした人は多いはずです。
春の波止釣りで体感温度が想像以上に低いのは、気のせいではありません。
そこには海辺特有の理由があります。
風が体温を一気に奪うから
一番大きいのは風です。
春は天気が良くても風が残る日が多く、波止は遮る物が少ない場所です。
体に風が当たり続けると、服の中の暖かい空気がどんどん逃げます。
気温が15度あっても、風が強ければ体感はかなり下がります。
しかも釣りは長時間じっとしている時間が多く、自分で熱を作りにくいのもつらいところです。
海の近くは湿気で冷えを感じやすい
海辺は空気がしっとりしていて、乾いた寒さとは違う冷え方をします。
湿気があると、肌や服がわずかに冷やされやすく、体の芯まで冷たく感じやすいです。
春の朝まずめや夕まずめに寒さがきついのは、この影響も大きいです。
海水温がまだ低い
春の空気は暖かくなっても、海水温はまだ冬を引きずっていることが多いです。
海の上を通ってくる風は、その冷たい海水の影響を受けています。
だから陸では春でも、波止の上だけ冬の名残が残っているような寒さになります。
服装の感覚が街基準になっている
春に寒く感じるもう一つの理由は、こちら側の油断です。
街中でちょうどいい服装で来ると、海辺では足りないことが多いです。
特に朝は冷え込みやすく、昼に暖かくなることを前提に薄着で来ると失敗します。
防風の上着一枚あるだけで、快適さはかなり変わります。
要約
春の波止釣りで体感温度が想像以上に低いのは、風が強いこと。
海辺の湿気が冷えを強めること。
海水温がまだ低いこと。
そして街の感覚で服装を決めてしまうこと。
この四つが重なるからです。
春の海は見た目より冷たいです。
暖かい季節に向かう途中だからこそ、寒さ対策を軽く見ないことが大事です。
一枚多く持つ。
風を防ぐ。
これだけで釣りの快適さはかなり変わります。

