釣り場でよく聞く言葉があります。
「マルアジか…リリースでいいや。」
しかしこれは、かなりもったいない話です。
確かに一般的には
マアジの方が美味しいと言われます。
ですがその理由は、
脂や旨味が少ないからではなく、水分量の違いが大きいのです。
実はマルアジは
マアジより水分が約1割多い魚。
つまり身質が柔らかく、
刺身にすると水っぽく感じやすい。
これが「マルアジはまずい」と言われる原因です。
しかし逆に言えば、
調理法を変えれば非常に美味しい魚です。
マルアジとマアジの身質の違い
マアジとマルアジの大きな違いは
脂ではなく水分量です。
マアジ
水分 約70%
マルアジ
水分 約78%
つまり
約1割ほど水分が多い魚。
このため
・刺身
・タタキ
ではマアジに劣ります。
しかし水分が多い魚は
火を通す料理で真価を発揮します。
マルアジの美味しい食べ方
唐揚げ
マルアジで一番おすすめなのが
唐揚げです。
水分が多い魚は
揚げると余分な水分が飛び、
旨味が凝縮します。
外はサクサク
中はフワフワ。
特に20〜30cmのマルアジは
最高の唐揚げになります。
南蛮漬け
マルアジは
南蛮漬けとの相性も抜群。
揚げた後に
・酢
・醤油
・砂糖
・玉ねぎ
などに漬け込むと、
水分が多い身が
味をよく吸います。
マアジより
むしろ美味しいと感じる人も多い料理です。
干物
水分が多い魚は
干物に向いています。
理由は
干すことで
・水分が抜ける
・旨味が凝縮する
からです。
マルアジの干物は
マアジに負けない美味しさ。
特に
一夜干しはおすすめです。
塩焼き
マルアジは
塩焼きも優秀です。
焼くことで水分が飛び
皮はパリッと
身はふっくら。
脂はマアジほどではありませんが
クセがなく食べやすい魚です。
マルアジは「刺身だけ」で評価されすぎ
釣り人の多くは
魚の評価を
刺身基準で判断しがち。
ですが日本の魚料理は
・揚げる
・焼く
・干す
・煮る
など
調理法が非常に豊富です。
その中で
マルアジは火を通す料理で光る魚。
南紀ではむしろマルアジがよく釣れる
南紀の堤防では
・サビキ釣り
・カゴ釣り
で
マルアジがよく混じります。
群れが大きく
数も釣れる魚です。
つまり
食材としては非常に優秀。
釣り人に伝えたいこと
マルアジを釣った時
「マアジじゃないからリリース」
これは
かなりもったいない。
少し調理を工夫するだけで
・唐揚げ
・南蛮漬け
・干物
など
とても美味しい魚になります。
まとめ
マルアジは
マアジより水分が
約1割多いだけの魚。
そのため
刺身では劣りますが
・唐揚げ
・南蛮漬け
・干物
・塩焼き
では
むしろ美味しい魚です。
釣れたマルアジ。
ぜひ持ち帰って
いろいろな料理で楽しんでみてください。
思っている以上に
美味しい魚ですよ。

