南紀での釣果を劇的に左右する黒潮ですが、その動きをあらかじめ知ることができたら最高ですよね。
実は、インターネットで誰でも無料で見られる「海面水温分布図」を使えば、黒潮の現在の位置やこれからの動きを簡単に予測することができるんです。
なんだか難しそうと敬遠している方も多いかもしれませんが、ポイントさえ押さえればパズルを解くみたいでとても面白いんですよ。
今回は、私たち釣り人が明日からの釣行にすぐ活かせる、海面水温分布図の超簡単な見方を分かりやすく解説していきます。
これを見る習慣をつければ、釣太郎のスタッフや常連さんとの釣り談義がもっと熱くなること間違いなしです。
海面水温分布図って何なのか、黒潮を探す宝の地図
海面水温分布図とは、人工衛星などが観測した海の表面温度を色分けして地図にしたものです。
水温が高い場所は赤やオレンジ、低い場所は青や水色といった感じで、温度の違いが一目で分かるようになっています。
黒潮は周辺の海域よりも水温が高い暖流なので、この温度の境目を探すことが黒潮を見つける最大のヒントになります。
つまり、私たち釣り人にとって、どこに魚が集まっているかを探るための宝の地図のようなものなんですよね。
見方の基本は、赤い帯と等温線に注目すること
分布図を開いたら、まずは日本の南岸に沿って流れている、赤や濃いオレンジ色をした太い帯状のエリアを探してみてください。
それがまさに、温かい海水を大量に運んでくる黒潮の本流です。
そして、色の境目に入っている細かい線である等温線の間隔が狭くギュッと詰まっている場所ほど、水温が急激に変化している潮目であることを表しています。
この潮目付近はプランクトンが豊富に集まるため、それを狙う小魚、さらに大型のフィッシュイーターが集まる絶好の釣りポイントになるんです。
南紀の沿岸にこの赤い帯や等温線の詰まりが近づいている時は、大爆釣のチャンスが到来しているサインですよ。
釣果を左右する、離岸と接岸を見極めるコツ
黒潮の動きを読む上で最も重要なのが、黒潮が陸地に近づく接岸と、遠ざかる離岸のサイクルです。
分布図を見て、赤い帯が紀伊半島にペタッと張り付くように流れていれば接岸で、水温が上がり潮通しも抜群に良くなります。
逆に、赤い帯が大きく沖合へ迂回し、陸地との間に青や水色の冷たいエリアができている時は離岸のサインです。
離岸している時は水温が下がり、魚の活性もガクッと落ちてしまうことが多いので、仕掛けを繊細にするなどの工夫が必要になってきます。
毎日少しずつ図を見比べて、今日は昨日より少し接岸してきたなと変化を感じ取れるようになると、海を読む力がグンと上がりますよ。
まとめ、分布図を味方につけて南紀の海を攻略しよう
海面水温分布図は、一見するとただのカラフルな地図ですが、釣り人にとっては釣果を左右する超重要アイテムです。
赤い帯の位置と接岸や離岸の状況をチェックするだけで、明日どのポイントに入るべきか、どんな釣りが展開できそうかが見えてきます。
最初は難しく考えず、天気予報を見るような感覚で毎日眺めてみるのが上達のコツですよ。

