せっかく釣った新鮮な魚、家に持ち帰って美味しく食べたいよな。
でも、キッチンに広がるあの生臭いニオイに、家族からクレームが入った経験はないかな。
実は、魚の臭いには明確な原因があるんだ。
「魚全体が臭い」と勘違いしている人も多いけど、実はニオイの発生源は大きく分けて【ウロコ(体表)】と【内臓】の2か所なんだぜ。
今回は、この2つの臭いの原因と、それぞれどんな魚が臭くなりやすいのか、具体例を交えながらガッツリ解説していくぞ。
これを読めば、釣った魚をもっと美味しく、そして家族に嫌がられずに持ち帰るスキルが身につくはずだ。
魚のニオイの発生源その1:ウロコ(体表)とヌメリ
まず1つ目の原因は、魚の体の表面を覆っているウロコやヌメリだ。
魚は外敵や寄生虫、水中の細菌から身を守るために、体表から粘液を出しているんだ。
この粘液自体が独自のニオイを持っているのに加えて、釣り上げた後に空気に触れて酸化したり、細菌が繁殖したりすることで、強烈な生臭さを放つようになる。
体表が臭い魚の代表例
磯釣りや波止釣りでよく出会う魚の中で、特に体表のニオイが強い代表格といえばアイゴ(バリ)やメジナ(グレ)だな。
アイゴなんかは、釣った瞬間に磯の香りを通り越した独特のアンモニア臭を感じることがあるだろ。
ほかにも、底付近にいるエソや、ヌルヌルが強いアナゴ、ウツボなんかも、体表からのニオイがかなりキツい部類に入る。
この体表の臭いを防ぐには、持ち帰る前に現場で軽くヌメリを洗い流すか、家でさばく時に塩揉みや熱湯をサッとかける霜降りが効果絶大だ。
魚のニオイの発生源その2:内臓(エラ・血合い含む)
そして2つ目の強烈な原因が、お腹の中にある内臓だ。
魚が食べて未消化のまま胃袋に残っているエサ(プランクトンや海藻、小魚など)が腐敗することで、とんでもない悪臭を放つんだ。
また、エラや背骨の周りにある血合いも、血が傷んで生臭くなる大きな要因になる。
釣ってから時間が経てば経つほど、内臓のニオイは身の方まで移ってしまうから厄介なんだよな。
内臓が臭い魚の代表例
海藻をメインに食べている魚は、特に内臓のニオイがキツくなりやすい。
たとえば、夏場のメジナ(グレ)やサンノジ(ニザダイ)、それにブダイなんかが典型だな。
お腹を開けた瞬間、強烈な磯臭さやドブのようなニオイが立ち込めた経験、磯釣り師なら一度はあるはずだ。
また、サバやイワシのような青物も、自分の消化酵素が強すぎるせいで内臓から急速に傷み始め、生臭いニオイの元になる。
だから、ニオイの強い魚は、現場で内臓とエラを出して血抜きするのが鉄則なんだ。
釣太郎流!臭いを抑えて極上の状態で持ち帰るコツ
ニオイの元が分かったら、あとはしっかり対策するだけだ。
一番確実なのは、釣った直後にエラを切って血抜きをして、可能なら内臓もその場で出してしまうこと。
そして、キンキンに冷やして持ち帰るのが何より重要だ。
ここで俺たち釣太郎が激推ししている海水氷の出番だぞ。
真水の氷が溶けて魚に触れると、浸透圧の関係で身が水っぽくなるし、色落ちして鮮度もガタ落ちになる。
でも、海水氷を使ってクーラーボックスの中をマイナス温度の潮氷状態にしておけば、魚を芯から一気に冷やし込み、細菌の繁殖とニオイの発生を完全にストップさせることができるんだ。
まとめ:原因を知れば魚はもっと美味くなる
魚のニオイは体表のヌメリと内臓の腐敗の2つからやってくる。
この事実を知っているだけで、魚の扱い方は劇的に変わるはずだ。
せっかく南紀の綺麗な海で釣った魚なんだから、最高の状態で食卓に並べてやってくれよな。
次回の釣行では、ぜひニオイ対策と海水氷を試してみて欲しい。

