天然真鯛の養殖に比べて尾ひれが大きくて先端がとがっており、端っこが黒くなっている。

お店で立派な真鯛を見かけたとき、これが天然モノなのか養殖モノなのか、気になったことがある方も多いはずです。

実は、魚を毎日見ていると、一発で見抜ける明確なポイントがあります。 それが「尾ひれ」の形と色合いです。

今回は、天然真鯛と養殖真鯛の決定的な違いについて、熱く分かりやすく解説していきます。

結論!天然真鯛は尾ひれが大きく、先端が黒くて尖っている

真鯛の天然と養殖を見分ける一番のポイントは、ズバリ「尾ひれの形」です。

大海原の荒波を泳ぎ回って育った天然真鯛の尾ひれは、とにかく大きくて立派なのが最大の特徴です。

さらに注目してほしいのが、その先端部分です。

天然モノの尾ひれは、ピンと鋭く尖っています。

そして、縁取りのように端っこが黒く染まっているのが、力強い天然真鯛の証拠なのです。

V字型に深く切れ込んでいて、見るからに速く泳ぎそうなシャープな形をしています。

なぜ養殖真鯛の尾ひれは丸くなるのか

一方で、養殖の真鯛はどうでしょうか。

養殖真鯛の尾ひれは、天然に比べて丸みを帯びていることがほとんどです。

網の中でたくさんの鯛と一緒に育つため、どうしても鯛同士がぶつかったり、網に擦れたりしてしまいます。

その結果、尾ひれの先端が削れてしまい、丸くすり減ったような形になるわけです。

栄養満点のエサを食べて丸々と太っている養殖真鯛ですが、ヒレの鋭さでは天然モノに軍配が上がります。

厳しい自然を生き抜いた「ヒレ」の美しさ

広い海で自らエサを追いかけ、外敵から逃げ回る天然真鯛は、強靭なヒレの発達が絶対に欠かせません。

あの大きくて先が尖った、端が黒い美しい尾ひれは、厳しい自然界を生き抜いてきた誇り高き勲章のようなものです。

対して養殖真鯛は、エサが十分に与えられる安全な環境で育つため、そこまでヒレを鋭く発達させる必要がありません。

育った環境の違いが、見た目にここまでハッキリと表れるのは、本当に生命の神秘を感じますね。

釣太郎で海の知識をもっと深めよう

スーパーや魚屋さんで真鯛を選ぶときは、ぜひこの「尾ひれの先端」に注目してみてください。

ピンと尖って端が黒ければ天然、丸っこくて擦れていれば養殖、という基準を知っているだけで、

毎日の魚選びがグッと面白くなるはずです。

南紀の豊かな海が育む美味しい魚たちの魅力を、これからもどんどん発信していきます。

魚の生態や新鮮な魚の秘密など、気になることがあれば、ぜひ釣太郎にお任せください。

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