結論から言います。「氷は多い方が偉い」です
「重いから減らしたい」
その気持ち、痛いほどわかります。
駐車場から釣り場まで遠いと、少しでも荷物を軽くしたくなりますよね。
でも、釣りの目的を思い出してください。 「美味しい魚を持って帰ること」ですよね。
クーラーボックスの中にある「隙間(空気)」は、保冷の大敵です。
空気が多いほど、中の温度は上がりやすくなります。
だから、隙間を埋めるくらい氷が入っているのが理想なんです。
「大漁だったら氷を捨てる」 これくらいの余裕を持つのが、鮮度を守るコツです。
氷は、魚を冷やすための燃料だと思ってください。
燃料切れ=魚が腐る、です。
魚が釣れたら氷は減らしてもいい?
「魚でパンパンになったから、氷が入らない」 これは最悪のパターンです。
釣れたばかりの魚は、海水と同じ温度(夏なら25度以上、冬でも15度前後)を持っています。
つまり、魚自体が「熱源」なんです。
魚が多ければ多いほど、氷は猛スピードで溶けていきます。
たくさん釣れた時こそ、強力な冷却パワー(氷)が必要なんです。
もし入りきらないなら、思い切ってリリースするか、サブのクーラーを用意するのが正解です。
【容量別】氷の量の目安(春~秋の標準的な釣行)
では、具体的な数字を見ていきましょう。
あくまで目安ですが、これを基準に調整してみてください。
10Lクラス(アジ・メバル・ハゼなど)
目安:板氷1枚(約1.7kg)またはペットボトル氷(500ml)×3本
ちょい投げやライトゲームで使うサイズです。
中が狭いので、板氷1枚を底に敷くと、それだけで安定します。
魚が小さいので、冷えるのも早いですが、開け閉めが多くなりがち。
溶けることを見越して、底一面が氷で埋まる量を確保しましょう。
20Lクラス(サビキ釣り・波止釣り全般)
目安:板氷1枚+砕き氷(合計3kg程度)
家族でのサビキ釣りなどで一番出番が多いサイズです。
おすすめは「ハイブリッド」。
溶けにくい板氷を底に敷き、その上から魚を冷やすための砕き氷(ロックアイスやバラ氷)を入れます。
飲み物やお弁当も一緒に入れるなら、もう少し多くてもいいくらいです。
スーパーの氷1袋(1kg)じゃ、全然足りませんよ。
30Lクラス(フカセ釣り・船釣り・海上釣堀)
目安:4kg~5kg以上 半日以上、じっくり粘る釣りに使うサイズです。
このクラスになると、空間がかなり広くなります。
スカスカだと一瞬で氷が溶けるので、「容積の2割~3割」は氷で埋めるイメージで。
釣太郎で販売しているような、釣り専用の「貫目氷(かんめごおり)」なら、3kg~4kgの塊をドカンと入れるのがベスト。
さらに隙間をバラ氷で埋めれば完璧です。
釣太郎流:最強の保冷剤「海水氷」を作ろう
どのサイズでも共通して言える最強のテクニックがあります。
それが「海水氷(かいすいごおり)」です。
クーラーに入れた氷に、海水をヒタヒタになるまで注ぐだけ。 これでマイナス温度のシャーベットができあがります。
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魚全体を包み込んで冷やす
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冷却スピードが段違い
釣太郎では、この「海水氷」も用意しています。
特にこれからの季節、気温が上がると氷の持ちが悪くなります。
「ちょっと多いかな?」と思うくらい持って行く。
それが、家で刺身を食べた時の「うまっ!」につながりますよ。
釣行前の氷の準備、ぜひ万全にしてお出かけください。
釣太郎は、みなさんのクーラーボックスが魚で満タンになるのを願っています。

