「またモンゴウか…」
「アオリじゃないからハズレやな…」
南紀でも、こう思ってリリースする人は少なくありません。
しかし、はっきり言います。
👉 それ、とんでもなく損しています。
釣れたてモンゴウイカは、
市販の冷凍品とは“別物レベル”で美味い最高級イカです。
この記事では、
・なぜモンゴウが過小評価されているのか
・輸入冷凍との決定的な違い
・うま味成分の差
・本当に美味しく食べる方法
を、現場+科学目線で解説します。
そもそも、なぜモンゴウは「外道扱い」されるのか?
まずここが問題です。
多くの釣り人がモンゴウを軽視する理由は3つ。
・見た目が地味
・引きが弱い
・アオリより人気がない
だけです。
味とは、一切関係ありません。
実際は、
👉 モンゴウは「業務用高級イカ」の代表格
として、寿司屋・割烹では重宝されています。
輸入冷凍モンゴウイカの正体とは?
まず、市場に出回っている冷凍品の正体を知っておきましょう。
スーパー・業務用に多い冷凍モンゴウの特徴は…
▶ ほぼ海外産(東南アジア・中国など)
▶ 水揚げ〜冷凍まで時間が長い
▶ 薬品処理・保水加工あり
▶ 長期冷凍(半年〜1年以上)
つまり、
👉 「鮮度が落ちきった後に冷凍」
されています。
これが、水っぽさ・臭み・旨味不足の原因です。
釣れたモンゴウイカは“別次元”
一方、釣れた直後のモンゴウはどうか。
釣り人の特権はここです。
▶ 水揚げ0分
▶ 即締め可能
▶ 即冷却可能
▶ 無添加・無処理
つまり、
👉 最高の状態で食卓に出せる
唯一の立場にいます。
これだけで、味は別物になります。
うま味成分の差は「2倍以上」になることもある
イカの美味しさを決める最大要素は、
👉 遊離アミノ酸(グルタミン酸・グリシンなど)
です。
比較すると…
▶ 輸入冷凍品
・長時間放置
・ドリップ流出
・冷凍焼け
=うま味が外に逃げる
結果:
👉 薄い・水っぽい・印象に残らない
▶ 釣れたてモンゴウ
・即処理
・細胞破壊なし
・ドリップ最小
=うま味が閉じ込められる
結果:
👉 甘い・濃い・後味が長い
体感では、
✔ うま味2〜3倍
✔ 甘味1.5倍以上
くらい違います。
身質の違いが「決定的」
ここが最大の差です。
| 項目 | 輸入冷凍 | 釣れたモンゴウ |
|---|---|---|
| 水分 | 多すぎ | 適正 |
| 弾力 | なし | モチモチ |
| 甘味 | 弱い | 強い |
| 香り | 低い | 磯の香り |
| 後味 | 短い | 長い |
釣れたモンゴウは、
👉 「イカというより高級貝に近い食感」
になります。
これ、食べた人しかわかりません。
なぜモンゴウは刺身向きなのか?
モンゴウの身は、
▶ 厚い
▶ 繊維が細かい
▶ 水分保持力が高い
という特徴があります。
つまり、
👉 鮮度が良いほど評価が跳ね上がるタイプ
なのです。
冷凍すると一気に価値が落ちます。
生だと一気に化けます。
プロが認める「モンゴウの真価」
実際、料理人の評価はこうです。
✔ 熟成させやすい
✔ 甘味が安定している
✔ 火を通しても硬くならない
✔ 原価率が優秀
だから、
👉 高級店ほど“生モンゴウ”を欲しがる
のです。
釣り人だけが、その価値を知らずに捨てています。
正直、もったいなさすぎます。
釣れたモンゴウを100点にする処理法
ここ、超重要です。
① 即締め
〆ないと臭みが出ます。
→ 頭と胴の間にナイフでOK。
② 海水氷で急冷
真水NG。
→ 0〜2℃をキープ。
③ 洗わない
真水で洗うと終わります。
→ ペーパーで拭くのみ。
④ 半日〜1日寝かす
即刺身より、
👉 12〜24時間熟成がベスト。
甘味が跳ねます。
おすすめの食べ方ベスト3
🥇 刺身(厚切り)
最強。
→ これで評価が180度変わります。
🥈 天ぷら
甘味爆発。
→ 冷凍品とは別物。
🥉 バター焼き
旨味+脂=反則級。
まとめ|モンゴウは「釣り人専用の高級食材」
最後に、はっきり言います。
👉 釣れたモンゴウは、店ではほぼ食べられない味です。
理由は、
・鮮度が再現できない
・流通が追いつかない
・劣化が早い
から。
つまり、
✔ 釣った人だけの特権
✔ 本物の贅沢
✔ 知る人ぞ知る味
です。
次に釣れたら、絶対に捨てないでください。
それは、
👉 「海からのご褒美クラスの食材」
です。

