おい、みんな。 今日はヒラメの話だ。
スーパーや魚屋でヒラメの裏側、見たことあるか?
真っ白なやつと、なんだか薄汚れた黒い斑点があるやつがいるだろ。
あれ、ただの個体差じゃねぇぞ。
育ちがモロに出るんだよ、人間と同じようにな。
天然と養殖、裏側でバレる育ちの違い
結論から言うぞ。 裏が真っ白で美しいのが「天然」。
**裏に黒いマダラ模様(パンダ)があるのが「養殖」や「放流モノ」**だ。
なんでこんな差が出るか教えてやるよ。
ヒラメってのは本来、海底の砂に潜って獲物を待つ魚だ。
自分の体を隠すために、表側は砂の色に似せるし、裏側は砂に接してるから色素なんていらねぇんだよ。
だから天然は透き通るような白になる。
じゃあ養殖はどうだ? 狭い水槽や生け簀で飼われる。
底に砂なんて敷いてねぇ場所も多いし、なにより過密だ。 魚同士が重なったり、光が変な当たり方したり、ストレスがかかる環境で育つ。
そうすると、本来白いはずの裏側にまでメラニン色素が出ちまうんだよ。
これを業界じゃ「パンダヒラメ」なんて呼んだりする。
ストレス社会で顔色が悪くなる俺たちサラリーマンと一緒だな、おい。
稚魚放流が盛んなヒラメ、その驚異的な成長速度
ヒラメは「栽培漁業」の優等生だ。
各地で稚魚放流がバンバン行われてる。 こいつらの成長スピード、マジで半端ねぇぞ。
放流される時はだいたい10cmくらいの可愛いサイズだ。
それが海に放たれてから、たった1年で30cm〜40cmにまでデカくなる。
食欲が異常なんだよ。
イワシだのアジだのを食い散らかして、恐ろしい速さで肉をつける。
釣り人からすりゃ、1年で立派なターゲットになってくれるんだからありがたい話だ。
意外と長い寿命と、巨大化の夢
あんな平べったい体して、ヒラメは結構長生きだ。
普通に10年、長けりゃ20年生きるやつもいると言われてる。
座布団みてぇな1メートル級の化け物が釣れることがあるだろ?
あれは、幾多の釣り人の針をくぐり抜けてきた、歴戦の猛者ってわけだ。
敬意を表して食ってやるのが礼儀ってもんだな。
「放流魚」はいつ「天然」になるのか?
ここが面白いところだ。
「放流した魚も、長く海にいれば天然と同じ真っ白になるのか?」って疑問。 答えは**「ほぼ無理」**だ。
残念ながら、稚魚の時に刻まれた「パンダ模様」は、成魚になっても消えないことが多い。
多少薄くなることはあっても、完全に天然のような純白には戻らねぇんだよ。
三つ子の魂百まで、ってやつか。 悲しいねぇ。
だから、釣ったヒラメの裏を見て、黒いシミがあったらこう思え。
「お前、小さい頃は人間に育てられたんだな。
よく厳しい海で生き残ったな」ってな。
味?
味は海で育ってりゃ、天然も放流上がりも変わらねぇよ。 どっちも最高に美味い。
まとめ
ヒラメの裏側は履歴書だ。
白けりゃ生粋の野生児、黒けりゃ苦労人の証。
釣り上げたら、まずは裏返してその魚の人生(魚生)を想像してやってくれ。
和歌山の海で待ってるぞ。
釣具と餌の準備は万全にな。

