「え?もう2キロ超え?」
そんな声が、ここ数日で何度も聞こえてきています。
つい2日前の月曜日。
みなべの地磯で2.6キロのアオリイカがヒット。
通常なら、
4月以降に聞こえてくるサイズ感です。
それが、
まだ真冬ど真ん中のこの時期に出てきた。
これは、
ただの“一発”では片づけられない空気があります。
水温18〜19℃で釣れるイカの正体。共通点は「メス」
別の常連様からも、
非常に興味深い話が続いています。
ここ最近、
水温が18℃〜19℃に一時的に上がったタイミングで、
・1.4キロ
・1.2キロ
といった、
明らかに完成度の高いメスのアオリイカが連続して釣れているという話。
しかも、
数ではなく「質」。
このサイズのメスが、
この時期に、
しかも水温が上がった“瞬間”に入ってくる。
これ、
どう考えても偶然ではありません。
産卵を意識した群れが、すでに動き始めている?
アオリイカは、
産卵が近づくほどメスが先行して浅場に入ります。
そして、
大きなメスが入る場所には、必ずオスも付いてくる。
1.2〜1.4キロのメスが複数確認されているなら、
2キロオーバーのオスが混じっても、何ら不思議はありません。
実際、
2.6キロというサイズが出ている。
これはもう、
「春を意識した個体が動き出している」と見ていい状況です。
ここからが本番。水温は“いちばん低く”なっていく
重要なのは、
ここから一気に釣れるわけではないという点。
今後、
水温は一年で最も低いゾーンに入っていきます。
一度、
グッと下がる。
その後、
わずかにでも「上げ」に転じた瞬間。
このタイミングこそが、
大型アオリイカが一気に動き出す合図です。
毎年、
「急にデカいのが出始めた」
と言われる時期には、
必ずこの水温変化があります。
今年は1ヶ月〜1ヶ月半、春が早いかもしれない
今年の南紀は、
黒潮の影響で水温が全体的に高め。
1月の段階で18℃〜19℃を記録している時点で、
例年とは明らかに流れが違います。
このペースなら、
春アオリのシーズンインは例年より1ヶ月〜1ヶ月半早まる可能性も十分。
「まだ早い」
そう思っている人ほど、
最初の大型ラッシュを逃すかもしれません。
まとめ。いま南紀で起きていること
今、南紀で起きているのは、
・真冬に2キロオーバーが出現
・水温18〜19℃で大型メスが反応
・産卵を意識した個体の先行接岸
・これから水温が“下げ→上げ”に転じる局面
この条件が揃えば、
早春アオリの大型ラッシュが始まっても不思議ではありません。
「春はまだ先」
そう決めつけるには、
今年の海はあまりにも動きが早すぎます。
南紀のアオリイカ。
今年は、
待っている人より、気づいた人から釣る年になりそうです。

