クーラー内の理想温度は、
季節に関係なく0〜2℃。
ここまでは理解している人も増えてきました。
しかし次に必ず出てくるのが、
「自分のクーラーサイズだと、どう作ればいいの?」
という疑問です。
実は、
クーラーサイズによって、0〜2℃の作り方は変わります。
氷の量も、配置も、考え方も違います。
基本原則(全サイズ共通)
まず大前提です。
・目標温度は0〜2℃
・季節で温度は変えない
・氷ゼロはNG
・体感ではなく温度で判断
この考え方は、
どのサイズのクーラーでも共通です。
小型クーラー(6〜10L)の場合
主な使用シーン
・サビキ釣り
・短時間の堤防釣り
・アジ、ガシラ、アオリイカ1〜2杯
0〜2℃の作り方
・板氷または小分け氷を底に1枚
・海水を少量入れて潮氷状態にする
・魚はビニール袋に入れて氷に直接触れさせない
ポイント
小型クーラーは、
冷えやすいが凍りやすいのが特徴です。
氷を入れすぎると、
0℃を下回りやすくなるため注意が必要です。
「氷は少なめ、密閉はしっかり」
これがコツです。
中型クーラー(15〜25L)の場合
主な使用シーン
・エギング
・ライトショアジギング
・家族釣行
0〜2℃の作り方
・底に板氷1枚
・側面にペットボトル氷1〜2本
・海水を入れて全体を潮氷化
・魚は重ならないよう配置
ポイント
最も汎用性が高く、
0〜2℃を作りやすいサイズです。
冬は氷少なめ、
夏は氷多めで調整するだけで、
一年中安定します。
大型クーラー(30〜50L)の場合
主な使用シーン
・青物
・複数人釣行
・長時間釣行
0〜2℃の作り方
・底に板氷2枚以上
・側面・上部にも氷を配置
・魚の上下を挟む「サンドイッチ配置」
・空間をできるだけ減らす
ポイント
大型クーラーは、
冷えにくいが安定しやすいのが特徴です。
氷が少ないと、
いつまで経っても10℃以上のまま、
ということも起こります。
「大きいほど氷は多め」が鉄則です。
アオリイカ専用クーラーの場合
0〜2℃の作り方
・直接氷に触れさせない
・袋+潮氷が基本
・水没させすぎない
ポイント
アオリイカは、
冷やしすぎより
「冷やし足りない」ほうが失敗します。
身の甘みを出すには、
確実に0〜2℃に下げることが重要です。
よくある失敗例
・クーラーが大きすぎて氷が足りない
・魚を重ねすぎて下が冷えない
・氷を入れず外気温に任せる
・直接氷に押し付けて凍らせる
これらはすべて、
0〜2℃を作れていないサインです。
サイズ別まとめ
・小型クーラー:氷少なめ、凍結注意
・中型クーラー:最も扱いやすい
・大型クーラー:氷多めで空間を潰す
サイズが違っても、
目指す温度は同じ。
0〜2℃です。
まとめ
魚を美味しくするかどうかは、
クーラーの価格でも、
ブランドでもありません。
サイズに合った「0〜2℃の作り方」を知っているかどうか。
これだけです。
・季節は関係ない
・体感は当てにならない
・サイズ別に氷量を変える
この3点を守るだけで、
釣った魚とアオリイカは
確実にワンランク上の味になります。
クーラーボックスは、
ただの箱ではありません。
釣果を完成させる最後の調理工程です。

