南紀で釣りをしていると
「昨日と同じ時間に行ったのに潮が違う」
「干潮だと思ったらまだ潮が高い」
と感じることがあります。
これは勘違いではありません。
南紀を含む日本の潮汐は
毎日およそ50分ずつ遅れる
という明確な法則があります。
さらに
大潮では約2mもの潮位差が生まれ
中潮
小潮
では
釣り場の表情が大きく変わります。
この記事では
南紀の潮まわりを
基礎から実釣目線まで
分かりやすく解説します。
なぜ潮は毎日50分遅れるのか
結論から言うと
月の動きが原因です。
月は
地球の周りを
約24時間50分
かけて一周します。
潮汐は
太陽よりも
月の引力の影響を強く受けるため
前日と同じ潮位になるまで
約50分遅れる
という現象が起こります。
これは
南紀だけでなく
日本全国共通です。
南紀の潮位差
大潮で約2mは本当か
本当です。
南紀エリアでは
大潮時
干潮
満潮
の差が
約1.8m〜2.2m
になる日があります。
特に
春と秋の大潮は
2m超えも珍しくありません。
これは
全国的に見ても
かなり大きい部類です。
大潮・中潮・小潮の違い
ここからが
釣り人にとって最も重要な部分です。
大潮とは
月と太陽が
一直線に並ぶ時期です。
引力が最大になり
潮の動きが最も大きくなります。
南紀では
潮位差
約2m前後
流れ
非常に速い
磯
水没と露出が激しい
という特徴があります。
釣りへの影響
魚の活性
非常に高い
青物
グレ
アオリイカ
すべてにチャンスあり
ただし
足場の水没
帰れなくなるリスク
も最大です。
中潮とは
大潮と小潮の中間です。
南紀では
潮位差
約1.2m〜1.6m
流れ
適度
足場
比較的安定
という状態になります。
釣りへの影響
初心者からベテランまで
最も釣りやすい潮
磯
堤防
どちらも安定
魚の活性も高く
安全性とのバランスが良い
万能な潮回りです。
小潮とは
月と太陽の引力が
直角に近づく時期です。
南紀では
潮位差
約0.8m前後
流れ
緩やか
という特徴になります。
釣りへの影響
魚の動きが鈍く
食い渋ることが多い
ただし
深場
夜釣り
居付きの魚
には
有利になる場面もあります。
足場が安定するため
安全性は高めです。
潮位差が大きい南紀ならではの注意点
同じ釣り場が別物になる
天神崎のような
低く平坦な磯では
干潮
広大な足場
満潮
孤立磯
という
完全な別フィールド
になります。
「入れる」と「帰れる」は別
干潮で入れても
満潮で帰れない
これは
南紀の地磯事故で
最も多いパターンです。
釣行前に
満潮時刻
潮位
潮回り
を必ず確認する必要があります。
南紀で釣果を伸ばす潮の考え方
南紀では
潮が動く
=魚が動く
という傾向が非常に強いです。
特に
大潮前後
中潮
は
最高のチャンスタイムです。
一方で
小潮は
釣れない潮
ではなく
釣り方を変える潮
と考えると
結果が変わります。
まとめ
南紀の潮まわりは
毎日約50分ずつ遅れる
大潮では約2mの潮位差
中潮は最も安定
小潮は動きが穏やか
という
明確な特徴があります。
南紀の海は
潮を知れば
最高の釣り場
潮を知らなければ
最も危険な釣り場
になります。
潮を見ることは
釣果と安全
その両方を守る
最重要スキルです。

