【夜釣り】ライトの色で釣果が変わる?赤・白・緑の決定的な違いと「魚が逃げない」使い分け術

ヘッドライトやケミホタルを買う時、「なぜこんなに色があるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

定番の白、怪しい赤、鮮やかな緑。

実はこれ、単なるファッションではありません。

光の色選びを間違えると、魚を一瞬で散らしてしまうこともあれば、逆に魚を寄せ付ける武器になることもあります。

今回は、夜釣りの釣果を左右する「光の色の科学」と、シチュエーション別の使い分けを徹底解説します。


1. 【白(ホワイト)】最強の明るさだが、諸刃の剣

まずは最も一般的な白色光です。

  • 人間の見え方: 最も明るく、色が自然に見えるため作業がしやすい。

  • 魚からの見え方: 「強烈な警戒対象」

    • 白色光は水中での透過率が高く、海底まで光が届きやすい性質があります。

    • 暗闇に慣れている魚にとって、突然の白い光は「雷」や「捕食者」を連想させ、パニックを起こして逃げてしまいます。

  • 正しい使い所:

    • 移動時の足元確認。

    • 仕掛けを作る、糸を結ぶ等の細かい作業。

    • 注意点: 海面を照らすのは絶対にNGです。一瞬で魚が散ります。


2. 【赤(レッド)】魚に見えない「ステルスカラー」

上級者のヘッドライトが赤く光っているのを見たことがありませんか?あれには明確な理由があります。

  • 人間の見え方: 暗く感じるが、**「暗順応(あんじゅんのう)」**を妨げない。

    • 人間の目は暗闇に慣れるのに時間がかかりますが、白い光を見ると一瞬でリセットされます。しかし、赤い光は夜目を維持したまま作業ができます。

  • 魚からの見え方: 「ほとんど見えていない」

    • 水の物理的な性質として、赤い光は水中で最も早く吸収され、遠くまで届きません。

    • 多くの魚は赤い光を認識する能力が低く、照らされても気づかない、あるいは警戒しないことが多いです。

  • 正しい使い所:

    • エサの付け替え。

    • タモ入れ(ランディング)の際、海面を照らす時。

    • 手元の確認全般。

結論:釣りの最中は「赤」が最強です。


3. 【緑(グリーン)】人間にとっての視認性No.1

ケミホタルや電気ウキで最も多い色が緑です。

  • 人間の見え方: 「最も感度が高い色」

    • 人間の目は緑色の光を最も明るく感じるようにできています。そのため、遠くにあるウキや、竿先の小さな変化を見逃しません。

  • 魚からの見え方: 「興味を引く色」

    • 緑色の光はプランクトンの発光色に近いため、アジやタチウオなどは集魚効果(魚を寄せる効果)が期待できます。

    • ただし、神経質な大型のグレやスズキなどは、不自然な明るさを嫌う場合もあります。

  • 正しい使い所:

    • ウキ、竿先のライト(アタリを明確に見るため)。

    • 集魚灯としての利用。


4. まとめ:色の使い分け早見表

状況に合わせて色を切り替えるだけで、快適さと釣果は劇的に変わります。

人間の見やすさ 魚への警戒心 おすすめ用途
◎ 非常によく見える × 激しく逃げる 移動、仕掛け作り(海に向けない!)
△ 暗いが夜目を守る ◎ 気づかれにくい エサ付け、取り込み、手元確認
◎ 遠くても目立つ △~○ 集魚効果あり ウキ、竿先、自分の位置表示

結論:ライトの色は「釣果」の一部である

「見えれば何でもいい」は大間違い。

特に、ヘッドライトを選ぶ際は**「赤色LEDモード」が搭載されているか**が非常に重要です。

  • 海面を覗き込む時は

  • ウキを見つめる時は

  • 安全に帰る時は

この3色を使いこなすことで、あなたは「海を荒らさない、スマートな釣り人」になれるはずです。

次の夜釣りでは、ぜひ光の色にこだわってみてください。

その一瞬の気遣いが、尺アジや大型グレとの出会いを引き寄せるかもしれません。

 

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