・まず最初にすべきこと
寒尺アジは「脂が多い=傷みやすい」魚です。
冬でも油断禁物。
・釣れた瞬間に“締めるか、海水氷へ直行”
寒尺アジは暴れると筋肉に乳酸が溜まり、味が落ちます。
そのため
選択肢は2つ:
・神経抜き or 血抜き
・すぐに海水氷へ入れる
南紀では多くの人が 海水氷(釣太郎の海水を凍らせた氷) を使っています。
真水氷は浸透圧で身が崩れるためNG。
・血抜きの方法(簡単で効果大)
1.エラの付け根をハサミで切る
2.海水を入れたバケツで30秒ほど泳がせる
3.血が抜けたら海水氷へ入れる
アジは血が多くないので、短時間でOK。
・海水氷に入れる理由
■真水氷
・浸透圧差で身が崩れる
・水っぽくなる
・旨みが流れ出る
■海水氷(氷点下 –1.8℃)
・身が締まり、脂が残る
・ドリップが出にくい
・釣った直後の味をキープ
寒尺アジほど脂がある魚ほど、海水氷の効果が劇的に大きい。
・持ち帰り時の注意
・クーラーの底に水をためない
溶けた海水で魚が泳いでしまうと味が落ちます。
氷は上に追加するだけでOK。
・家に着いたらすぐ処理
脂が多い魚ほど劣化が早いので
・内臓
・エラ
は当日中に取ってください。
・食べるまでの保存
寒尺アジは寝かせなくても“超美味”ですが、
1日寝かせると脂が回ってさらに旨い。
おすすめの保存方法:
1.3枚におろす
2.キッチンペーパー+ラップで包む
3.冷蔵庫で12〜24時間寝かす
これでトロのようにとろける刺身になります。
・おすすめの食べ方(味が最大化する調理)
・刺身(最強)
脂が溶けて舌の上で消えるレベル。
・炙り
皮目の脂が溶け、香りが爆発。
・なめろう
味噌との相性が抜群。
・一夜干し
寒尺の脂が干物に凝縮され、驚くほど旨い。
・フライ
噛むと脂が溢れる“白身版とんかつ”状態。
・釣ったらとにかく「早く冷やす」
脂が多い魚は温度変化に敏感。
寒尺アジは、
釣ってから5〜10分以内に正しく冷やせるかどうかで味が決まる
と言ってもいいほど重要です。

