米ぬかは
・比重が軽い
・粒が細かくてフワッと舞う
・独特の匂いがある
この3点がマキエとして優秀なポイントです。
1
量を増やしてコストダウンしつつ、薄く広く魚を集められる
・オキアミやアミエビだけだと、どうしてもコストが高い。
・米ぬかを2〜3割混ぜることで、「かさ増し」できる。
・でも、ただ薄まるだけでなく
海中で細かく広がるので、 広範囲の魚に気付かせる役割 を持つ。
つまり
・「エサをケチるための米ぬか」ではなく
・「広い範囲から魚をかき集める拡散材」
というイメージ。
2
海中でフワッと舞い、視覚的アピールが強い
・オキアミは”粒”として沈んで行くのがメイン。
・しかし、米ぬかは細かく舞いながら沈下する。
・潮に乗ってふわ〜っと流れるため、
目の良い魚には「何かエサが流れてきている」サインになる。
特に
・表層〜中層をふわふわ回遊している小魚(アジ・小サバ・イワシ類)
・それを追ってくるグレ、チヌなど
の「入り口集魚」として強い働きをする。
3
発酵臭や穀物系の香りで、匂いのバリエーションが増える
・オキアミ系の匂い+米ぬかの香ばしい匂い・発酵臭
→ 海水中で混ざると、単調じゃない”複合的な匂い”になる。
・魚は匂いでエサを探すので、
匂いの種類が増える = 気付きやすくなる というメリットがある。
特に
・濁り気味の時
・潮が速くて視覚より嗅覚が頼りになる時
に効果を感じやすい。
4
比重調整で「中層〜上層をゆっくり沈められる」
・米ぬかを入れるとマキエ全体が軽くなり、沈み方がゆっくりになる。
・グレや木っ端が中層をウロウロしている時に合わせやすい。
・「底まで一気に落ちてしまうマキエ」では反応しない魚にも効かせられる。
つまり
・底ベタ狙いのチヌより
・中層狙いのグレ釣りで特にメリットが大きい。
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パン粉を混ぜるメリット(詳しく)
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パン粉は
・水をよく吸う
・白っぽくて目立つ
・軽くてふわふわ沈む
この3つが強みです。
1
ベチャベチャのマキエを「ちょうどいい粘り」に調整できる
・アミエビやオキアミを多く入れると、
水分が増えてマキエがベチャッとしやすい。
・そこにパン粉を入れると水分を吸収してくれて、
手で握ってもバラけすぎない、ちょうどいい固さ に調整できる。
結果
・遠投してもバラけ方が安定する
・コマセカゴからの出方もコントロールしやすい
・サビキ釣りのロケットカゴ・カゴ釣りなどで威力を発揮
2
白い煙幕のような視覚アピール
・パン粉は白っぽいので、水中で「白いモヤ」のように見える。
・これが小魚には「仲間がエサをついばんでいる」ようなサインになる。
・結果として、
アジ・イワシ・小サバなどを足止めしやすく、群れを足元に留める効果 がある。
3
表層〜中層のエサ取りを集め、その下に本命をつける
・サビキやフカセでは、エサ取りを利用する釣り方がある。
・パン粉の白い煙幕で小魚を集め
→ その下に本命(大アジ・グレ・チヌなど)が入ってくる
という「二段構造の集魚」が作りやすい。
4
コストパフォーマンスが高い
・パン粉はスーパーでも安く大量に買える。
・オキアミブロック1枚に対し、パン粉を1〜2kg混ぜることで
実質のマキエ量を増やしつつ、原価をかなり抑えられる。
特に
・一日中コマセを打ち続けるフカセ釣り
・家族連れのサビキ釣りで大量にコマセを使うとき
に、財布に優しい。
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共通の大きなメリット
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1
「比重調整」という武器が手に入る
・オキアミだけだと、重さや沈下スピードはある程度決まってしまう。
・米ぬかやパン粉を混ぜることで
「軽くしたい」「もっとゆっくり沈めたい」など
自分の狙うタナに合わせてマキエをカスタマイズできる。
2
マキエの「質感(まとまり・バラけ)」を自由に触れる
・米ぬか → フワッと広く散らす役割
・パン粉 → 水分調整と白い煙幕+ふわ沈み
・これらを組み合わせることで、
「一気に沈めたい」「手前でバラしたい」「遠投してからバラけてほしい」など、
狙いに応じたマキエ設計ができる。
3
オキアミ節約・コスト削減
・エサ代が高騰している今、
純粋にオキアミだけで一日分マキエするのは財布に痛い。
・米ぬか・パン粉をブレンドすれば、
体感で2〜3割はエサ代を削減 できることも珍しくない。
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「どれくらい混ぜるのが現実的か?」
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目安としては
・オキアミ(またはアミエビ) 6〜7割
・米ぬか or パン粉 2〜3割
・配合エサ・集魚剤 1〜2割
このくらいがバランス良いイメージです。
・もっと軽く広く効かせたい → 米ぬか多め
・白い煙幕でアジ・小魚を寄せたい → パン粉多め
・底ベタを狙いたい → 米ぬか・パン粉は少なめにして、比重のある配合エサを増やす
こんな感じで、
「魚種」「ポイントの水深」「潮の速さ」によって調整するとさらに効果的です。

