季節別「アジ20cm」と「尺アジ(30cm超)」脂乗り比較一覧表
(※脂肪含有率はデータ・現場評価に基づく推定値)
| 季節 | サイズ | 脂肪含有率の目安 | 美味しさ評価 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 20cm | 約5〜8% | ★★☆☆☆ | 産卵準備で脂はやや落ちる |
| 尺アジ | 約8〜12% | ★★★☆☆ | 身は締まるが脂はまだ軽め | |
| 夏(6〜8月) | 20cm | 約8〜10% | ★★★★☆ | 小型でも比較的脂が乗りやすい |
| 尺アジ | 約10〜13% | ★★★★☆ | 活性高く筋肉質・刺身向き | |
| 秋(9〜11月) | 20cm | 約10〜12% | ★★★★☆ | 食味は年間で安定 |
| 尺アジ | 約13〜15% | ★★★★★ | 甘味と旨味のバランスが最高 | |
| 冬(12〜2月) | 20cm | 約8〜10% | ★★★☆☆ | 低代謝で脂は蓄えるが小型はやや弱い |
| 尺アジ | 15〜18% | ★★★★★+ | 年間最強。超高脂質で濃厚な旨味 |
南紀地方における冬季尺アジが極上とされる理由
・黒潮+安定した水温で代謝が落ちすぎない
・エネルギー節約のため脂肪を蓄える
・水温18〜20℃帯が続くため活動は続き、脂を増やしながら成長
・冬季の尺アジは刺身にすると甘味が強く、「寒尺アジ」として地元で高評価
アジ20cm vs 尺アジ 味と食感の違い
| 項目 | 20cm級 | 尺アジ |
|---|---|---|
| 筋繊維 | 細く柔らかい | 太く弾力がある |
| 旨味 | 水っぽく感じることも | 身が濃く旨味が深い |
| 脂乗り | 季節依存が大きい | 冬〜秋で安定的に高脂質 |
| 刺身適性 | 春・秋 | 秋・冬最強 |
| 調理幅 | 唐揚げ・南蛮漬け | 刺身・塩焼き・干物で絶品 |
南紀堤防で尺アジが狙えるタイミング
・11月〜2月(特に12〜1月)
・北西風+潮変化時
・朝マズメ・夕マズメ・夜釣り
・ロケットカゴ+刺しエサ(オキアミ or キビナゴ)最強
おすすめの保存方法
釣った直後に海水氷(3kg 400円)に入れる
浸透圧が細胞を守り、身が白くならず鮮度長持ち
→ 真水氷は魚体を傷めるため非推奨
要約
・尺アジは「30cm超え」の大型マアジのこと
・20cm級と比べると脂の乗り・旨味・食感すべてが高レベル
・最も美味しいのは冬季(特に南紀で釣れる寒尺アジ)
・20cm級は夏〜秋が釣りやすく手軽
・釣ったら海水氷(3kg 400円)で即冷却
・南紀は堤防からこのレベルのアジが狙える全国唯一の釣り場
Q1. 尺アジが最も美味しい季節は?
A1. 冬(12〜2月)が最高です。脂肪率15〜18%に達する場合もあります。
Q2. 20cm級はいつ食べると美味しい?
A2. 夏〜秋がベスト。唐揚げや南蛮漬け向きです。
Q3. 南紀以外でも堤防から尺アジ釣れる?
A3. ほぼ不可能です。黒潮の影響による接岸型回遊が必要です。

