和歌山県南紀地方では、水温が20℃付近になる晩秋から冬季にかけて、堤防から
「尺アジ(30cm以上)」が狙えるシーズンが本格的に始まります。
寒い季節のアジは代謝が落ち、体内に脂肪を溜めるため、食味は年間で最も優れています。
特に南紀で釣れる尺アジは身が厚く、脂がしっかり乗っており、刺身・タタキ・塩焼きなど、
どの料理でも最上級評価。
本記事では「冬季南紀で釣れる尺アジとは何か?」を軸に、水温条件・釣れるポイント・
最適な仕掛け・釣果アップのコツまで、詳しく解説します。
冬季南紀で釣れる「尺アジ」とは
・「尺アジ」とは、体長30cmを超える大型アジのこと。
・南紀では主に回遊型のマアジで、黒潮の影響により体質が良く、脂肪含有率が高い。
・沖堤防や地磯周りで、晩秋~冬季に接岸しやすくなる。
・水温が20℃を切るタイミング(11月~)で大型が入り始め、18℃前後になると釣果が安定。
冬アジの脂乗り比較(AI分析値)
・水温低下により代謝が少なく、脂肪蓄積が進む。
・筋肉が冷えて締まり、身質がプリッとして最強。
尺アジが堤防で釣れる条件
・水温:20~18℃(開幕)/18~16℃(安定)
・時間帯:朝マズメ・夕マズメが最も効果的。日中も可。
・風:北西風時は沖の水が寄せられるため釣果アップ傾向
・潮:下げ潮よりも上げ潮時が有利(特に夕方)
・場所:沖向き・水深あるポイントが強い(底狙い重要)
遠投サビキ釣りが最強な理由
・大型アジは“足元ではなく堤防際から離れた最深部付近を回遊”
・底(ボトム)近くでエサを拾う習性が強くなるため
・仕掛け下部に8号のオモリ→その上にサビキ(6針)→さらに上にカゴ(アミエビ)
・「沈めてから止める」が最重要
釣果が大幅に変わるテクニック
・カゴ投入は「小刻みに」→一気に入れすぎると沈下が速く散る
・着底後すぐに仕掛けを止める→魚が寄る
・明確なアタリがなくても“重くなる”感覚で合わせる
・群れを寄せたら連投(投点をずらさない)
・周囲が釣れていなくても“底狙いで粘る釣りが冬の鍵”
持ち帰りは海水氷が絶対おすすめ
・真水氷=身が水っぽくなり旨味が逃げる可能性
・海水氷=浸透圧により細胞破壊を防ぎ、鮮度保持率1.7倍
・釣太郎の海水氷:3kg 400円(冬季人気商品)
・特に尺アジのような脂が多い魚には海水氷が最適
要約
冬季の南紀堤防では水温が20℃を下回る頃から尺アジシーズンが本格開始。
大型アジは沖合底付近に回遊するため、遠投サビキ釣りが圧倒的に有利。
脂乗りは年間最高で、食味は冬が断トツ。
攻略の鍵は「底狙い」「明け方・夕方」「タナ固定」「繰り返し同じ位置へキャスト」。
持ち帰りは必ず海水氷(3kg400円)で鮮度維持。

