アオリイカ釣りでせっかくヒットしたイカをバラしてしまう原因の多くは、
“取り込み” での失敗です。
特に春の大型や秋の新子シーズン終盤になると、1kg〜3kg級が掛かることもあり、
ギャフ選びは釣果を左右する非常に重要な要素です。
今回は、よく使われている**「1本軸ギャフ」と「パラソル型ギャフ」**の違いを、
初心者にも分かりやすく詳しく解説します。
① 1本軸タイプ(画像左:ATK008)
特徴
・芯が太く、一本軸でしっかりしている
・スプリング機能付きで、イカの重みに応じてショック吸収
・刺さる場所が一点なので、深く掛かりやすい
・玉の柄(タモの柄)に取り付けるタイプ
メリット
・太軸で強く、バレにくい
・3kg以上の大型にも対応
・垂直気味に突き刺しやすく、確実に掛けたい人向け
・春の大型狙いに強い
デメリット
・刺さる位置が一点のため、掛かり所が悪いと外れる可能性あり
・斜めから掛けると、貫通しないことがある
・初心者は狙い定めが難しい
向いている人・シチュエーション
✔春の大型アオリイカ狙い
✔深場でやり取りし、確実に仕留めたい
✔タモよりギャフを優先する経験者向け
② パラソル型タイプ(画像右:ATK009)
特徴
・複数の軸が傘のように広がった形状
・イカを引っ掛けやすく、取りリード性が高い
・パラソル形で面で捉えるため、初心者向け
・玉の柄取り付けタイプ
メリット
・掛かりやすさは抜群(初心者に最適)
・広範囲を捉えるため、多少ズレても掛かる
・秋の新子シーズンや小型にも有効
・取り込みスピードが速い
デメリット
・掛かりが浅くなることがある
・2kg超えると強度不足になるケースあり
・軸が細いため曲がる場合も
向いている人・シチュエーション
✔アオリイカ釣り初心者
✔秋のエギング+ヤエン併用スタイル
✔とにかくバラしたくない人
✔夜間など視界の悪い状況
比較一覧表
| 特徴 | 1本軸タイプ | パラソル型タイプ |
|---|---|---|
| 強度 | ◎ | △ |
| 掛かりやすさ | ○ | ◎ |
| バレにくさ | ◎ | ○ |
| 大型向き | ◎(3kg〜) | △(〜2kg) |
| 新子向き | △ | ◎ |
| 初心者向き | △ | ◎ |
| 狙い定め | 必要 | やや楽 |
| 価格帯 | やや高め | 比較的安価 |
どっちを選べばいい?
🎯初心者には「パラソル型」が最適
釣り場でよく見るバラしの大半は「ギャフの掛かり所が悪い」というもの。
そのリスクを減らすなら、傘状に広がるパラソル型が断然おすすめです。
🎯大型を狙うなら「1本軸」
春のデカアオリ(2〜3kg級)や深い磯でのやり取りでは、
1本軸の強度と貫通力が効果的です。
さらに失敗を防ぐコツ
・ギャフを入れる際は「急激なテンション変化」に注意
・イカが海面直下に浮いた瞬間がチャンス
・ライトで照らして確実に位置を確認
・玉の柄は長め(5m前後)がおすすめ
・1kgを超える個体は必ず垂直方向から掛ける
まとめ
アオリイカを無事取り込むには、状況とサイズに応じたギャフ選びが重要です。
🔹 初心者・秋の小型中心 → パラソル型
🔹 春の大型狙い・強気の取り込み → 1本軸型
ギャフ選びを間違えると、掛かったイカをバラす確率は一気に高まります。
釣果を確実なものにするためにも、釣行スタイルや季節に合わせて選びましょう。
要約
アオリイカの取り込み時に使うギャフは、扱いやすさ重視ならパラソル型、強度と確実性重視なら1本軸型。
初心者にはパラソル型を推奨。

