アオリイカ釣りで面倒なのは「墨」と「滑り」。ヌメリは体を守る防御膜 構造はウナギと共通している

アオリイカ釣りで最も苦労する点といえば 「墨(スミ)」と「滑り(ヌメリ)」です。

特にヤエン釣りでは イカが暴れた際に墨を大量に吐き さらに回収したヤエン仕掛けにヌメリがべったりと付着することがよくあります。

このヌメリは単なる汚れではなく アオリイカが外敵から身を守るために全身にまとっている保護膜であり 実はウナギなどの魚類と非常によく似た構造を持っています。

本記事では そのヌメリの仕組みや役割 そして釣り人としての注意点や対処法まで 釣り専門視点で詳しく解説します。


アオリイカの「ヌメリ」はなぜ強烈なのか?

・アオリイカには「うろこ」が存在しない
・代わりに 外套膜(胴の皮)全体を覆うゼラチン状物質で体表を保護している
・このヌメリには 細菌や寄生虫から身を守る効果がある
・水中で体色変化を滑らかに行う役割も果たす
・網やヤエンの金具に絡むと 乾いた後も非常に取れにくい

👉 「身を守る皮膚膜」=釣り人にとっては厄介だが 生物としては重要な防御機能


構造はウナギやヌタウナギと類似

アオリイカは魚類ではありませんが ヌメリによる皮膚保護メカニズムはウナギと非常に近いと言われています。

生物 うろこ 保護構造
アオリイカ なし 粘液膜(外套膜上のヌメリ)
ウナギ 微細な鱗はあるが埋没型 粘液膜で表面保護
ヌタウナギ なし 大量粘液で防御

👉 どちらもヌメリで体表を守る「粘液系防御」タイプ


なぜヤエン釣りではヌメリが多く付くのか?

・イカが興奮すると粘液分泌が強くなる
・特にヤエン投入後 仕掛けが胴体に擦れると付着しやすい
・取り込み時にギャフで引き上げた瞬間 ヌメリと墨が混ざって広範囲に飛散

👉 「墨+ヌメリ=最強レベルの汚れ」


釣り人が実践すべきヌメリ対処法

・海水で洗い流す(真水はNG ヌメリが固着しやすくなる)
・ヤエンや竿先はタオルより海水バッカンで洗う方が早い
・帰宅後は→中性洗剤+スポンジで早めに洗浄
・乾いてからでは除去がかなり困難に

👉 釣り場で「海水洗浄」が最重要


墨に関する注意ポイント

・アオリイカは危険時に墨を吐くが 興奮しても吐く
・墨袋は体内で化学物質(メラニン色素)を生成
・墨にはタンパク質も含むため 乾燥後は黒く固まって取れにくい
・船上や堤防で飛散した墨は放置せず すぐに海水で流す

👉 墨・ヌメリ共通点:放置すると固着→除去困難


まとめ

・アオリイカ釣りで面倒なのは 墨とヌメリ(粘液)

・ヌメリは外敵や細菌から守る防御膜で うろこが無い代わりに重要な役割

・構造はウナギやヌタウナギと同じ「粘液保護システム」

・ヤエン仕掛けにヌメリが付くのは イカが興奮した際の自然反応

・釣り人は「海水洗浄→帰宅後中性洗剤で洗浄」が最善方法

・墨もヌメリも“すぐに洗う”ことが鉄則

👉 アオリイカ釣りは汚れとの戦いでもある しかしそれを理解すれば釣果向上も期待できる

アオリイカ釣りで面倒なのは 墨とヌメリ(粘液)。ヌメリは外敵や細菌から守る防御膜で、うろこが無い代わりに重要な役割。構造はウナギやヌタウナギと同じ「粘液保護システム」釣太郎

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