🐙 タコの知能レベルの目安
・脳の構造が非常に複雑で、神経細胞の数は約5億個。
・これは犬(約2.5億個)より多く、猫(約7億個)に近いレベル。
・学習能力があり、実験では迷路を記憶し、道順を覚えて進むことが可能。
・問題解決能力が高く、容器の蓋を回転させて開けるなどの行動が確認されている。
・工具の利用(ヤドカリの貝殻を使うなど)も観察されている。
🔍 なぜタコが賢いと言われるのか
・3つ先の行動を予測して動くことが可能。
・実験では、人間に嫌がらせされたタコが、数日後に水をかけて仕返しした例もある。
・捕食回避能力が非常に高く、網に入っても自力で脱出することがある。
・色・形・質感を瞬時に変えることで環境に完全同化するが、これは視覚情報を処理して判断しているため知能が必要。
📌 神経の半分以上が脚にある
・タコは神経細胞の約2/3が脚に分散しており、
各脚が半独立して判断・行動できる。
・つまり、脳が直接命令しなくても脚が勝手に探索行動をする。
・この特徴は生物界でも非常に珍しい。
💡 記憶力と感情
・**嫌な経験を記憶し、その人間を“見分ける”**ことが確認されている。
・特定の飼育員だけに懐く個体もいる。
・褒められる・怒られるといった感情学習も可能とする見解がある。
🧪 人間による研究データ
| 項目 | タコ | 犬 | 猿 |
|---|---|---|---|
| 神経細胞数 | 約5億 | 約2.5億 | 約60億 |
| 学習能力 | 高い | 中 | 非常に高い |
| 道具使用 | ○ | △ | ◎ |
| 脳構造 | 高度 | 哺乳類型 | 哺乳類型 |
| 記憶力 | 数週間 | 数ヶ月 | 長期記憶 |
🎣 釣り人向け知識として
・タコは**「網やタコツボ」「タコエギの動き」などを数回学習すると避ける傾向がある。
・人がタモ入れ失敗して水面で暴れた後、次回捕獲が難しくなることもある。
・同じ釣法が効き続けないのは、単なるスレではなく「学習」している可能性が高い**。
🔚 まとめ
・タコの知能は犬以上・猫に近いレベル。
・無脊椎動物中で世界最高峰の知能。
・学習・記憶・問題解決力・道具使用まで可能。
・釣りでも「反応が変わる」「逃げ方が賢くなる」のは学習による。
・“賢い魚”ではなく、“賢い生物”として扱う必要がある。

