カマスは「皮がうまい魚」として知られています。
・焼き霜カマス
・炙り刺し
・塩焼き
どれを取っても「皮の旨味」が最大の決め手。
本記事では、なぜカマスは皮がうまいのか。
そして釣り人だからこそできる、最高の食べ方・保存方法・注意点まで詳しく解説します。
カマスはなぜ「皮がうまい」のか?科学的に解説
皮のすぐ下に脂が集中しているから
カマスの脂は腹身や背中よりも「皮のすぐ下」に多く集まっています。
この脂が加熱されると香ばしい香りと強い旨味を生み出します。
・皮の脂がジュワッと溶ける
・身にコクが移る
・芳ばしい香りが出る
カマスの塩焼きが美味しいのは、まさにこの“皮下脂肪”のおかげです。
皮に旨味を閉じ込めるコラーゲンが豊富
カマスの皮は薄いですが、コラーゲンが豊富です。
焼くとゼラチン化し、香ばしさと旨味が強調されます。
特に炙りや塩焼きでは、皮のパリッとした食感にこのコラーゲンの旨味が合わさり、抜群の味わいに。
皮を残すことで身が乾燥しない
白身魚は加熱すると水分が抜けやすいですが、カマスは皮がそれをガードします。
・焼いても身がパサつかない
・内部の旨味を逃さない
皮があるおかげで、ふっくらジューシーに仕上がります。
カマスの皮を最大限うまく食べる方法
① 塩焼き(皮パリが最強)
カマスの王道調理。
皮がパリッと仕上がり、皮下脂肪の旨味が最大化します。
ポイント
・強めの塩で皮目の香りを引き立てる
・焼きすぎると皮が硬くなるので中火でじっくり
・皮目を下にして仕上げると香ばしさUP
② 焼き霜造り(刺身×炙りのベスト)
釣り人だからこそできる贅沢な食べ方。
炙りで皮の香ばしさを出しつつ、身は刺身で楽しむ最高の一品。
手順
・皮目にバーナーで炙りを入れる
・氷水で一度締める
・薄造りでいただく
皮の甘味が刺身の淡泊な旨味と完璧に合います。
③ 干物(皮の旨味が凝縮される)
南紀・和歌山ではカマスの干物が名物。
皮下脂肪が凝縮し、旨味が倍増します。
・軽く炙るだけで香りが立つ
・日持ちする
・ご飯にも酒にも合う
釣れたカマスはぜひ干物に。
カマスをより美味しく食べるための釣り人向けポイント
カマスは鮮度落ちが早いので“海水氷”が必須
カマスは足が速い魚。
真水氷だと身が崩れ、皮もカサつきやすくなります。
海水氷なら
・浸透圧で身が締まる
・皮が美しく残る
・水っぽくならない
・臭みも出にくい
釣太郎の海水氷(3kg・400円)がベストです。
皮を美味しく食べたいならウロコの処理は丁寧に
カマスはウロコが非常に細かく、皮に残りやすい魚。
ウロコが残ると食感が悪くなります。
理想は
・包丁の刃先で軽く撫でる
・水洗いは最小限にする(旨味が逃げる)
持ち帰ったらできるだけ早く下処理を
カマスは内臓が痛みやすい魚です。
皮の旨味を最大限活かすためにも、
・エラと内臓取り
・血合い洗い
・キッチンペーパーで水気を吸い取る
この3ステップは必須です。
皮を食べるときの注意点
H3:大型のカマスは皮に“臭み”が出る場合もある
30cmを超える個体は脂が多い反面、
皮に少しクセが出ることがあります。
対策
・強めの塩
・皮目の炙り
・干物にする
刺身で食べる場合は“アニサキス対策”を忘れず
カマスはアニサキスリスクがゼロではありません。
刺身=必ず冷凍が基本です。
要約(まとめ)
カマスは「皮こそ旨い」魚です。
理由は
・皮下脂肪が豊富
・皮のコラーゲンが旨味を引き出す
・皮が身の乾燥を防ぐ
この3つ。
おすすめの食べ方は
・塩焼き
・焼き霜造り
・干物
この三種が鉄板です。
釣り人が釣ったカマスなら、皮の旨味がさらに際立ちます。
鮮度が命なので、持ち帰りは海水氷で徹底管理。
これだけで仕上がりがまったく変わります。
カマスの皮は本当に食べていいの?
問題ありません。むしろ旨味が最も濃い部分です。
刺身でも皮は食べられる?
焼き霜造りや炙りなら美味しく食べられます。
臭みのあるカマスはどう調理すれば?
塩強めの焼き・干物が最適です。

