伊勢海老が釣れてしまい持ち帰ろうとしたら違法?悪意がなくても罰則はあるのかを専門的に解説

釣りをしていたら
思わぬ外道として
伊勢海老が掛かってしまうことがあります。
エサをついばみに来ることもあり
地域によっては意外と珍しくありません。

しかし
「悪意はなかったから大丈夫」
「外道として釣れただけ」
と考えて持ち帰るのは
法的に非常に危険です。

本記事では
・なぜ伊勢海老を持ち帰ると違法になるのか
・悪意がなくても罰則が適用される理由
・実際に見つかった場合どうなるのか
を釣り人向けにわかりやすく解説します。

伊勢海老は全国どこでも「勝手に捕ってはいけない魚介類」
伊勢海老は日本全国で「県の漁業調整規則」によって強く保護されている生物です。

理由は
・資源量が減りやすい
・漁業権が設定されている
・成長に時間がかかる
ためです。

そのため一般の釣り人が
・針で釣る
・タモですくう
・素手で捕まえる
いずれであっても
「採捕」に該当します。

■伊勢海老はほぼすべての地域で以下が法律違反

・漁業権が設定されている区域内での採捕
・禁漁期間中の採捕
・規格サイズ未満の採捕
・漁具の禁止(釣り含む)

つまり
釣りの外道であっても
持ち帰った時点で法律違反になります。

悪意がなくても違法になる理由

釣り人がよく誤解しがちな点が
「意図して狙っていないならセーフ」という考え方です。

しかし法律では
**“採った行為そのもの”**が問題になるため
・故意
・不注意
の区別はありません。

たとえ
「エサ取りかと思った」
「まさか伊勢海老とは知らなかった」
「逃がす予定だった」
としても
クーラーボックスに入れた時点で“持ち帰る意思あり”と判断されます。

実際に見つかったらどうなる?(最も気になるポイント)

ここが多くの釣り人が最も知りたい部分だと思います。

■見つかった時の一般的な流れ

・漁業監視員、漁協、または警察により指摘される
・事情聴取(その場での聞き取り)
・身分確認
・採捕した現物の確認
・最寄りの駐在所や交番で詳細確認

特に
漁業監視員の権限は強く
その場の判断で警察への通報が行われるケースが多いです。

罰則は?(地域によって異なるがかなり重い)

伊勢海老に関わる罰則は
県ごとの漁業調整規則によって変わりますが
一般的に以下の内容が適用されます。

■よくある罰則例

・6ヶ月以下の懲役
・30万円以下の罰金
・行政処分(指導・警告)

実際は
初犯で悪質性が低い場合
「厳重注意」
「事情聴取で終わり」
で済む可能性もあります。

しかし
悪意がなくても逃れられないのが“違法行為”という事実です。

どの時点で「アウト」になるのか?

釣り人から最も勘違いされやすい部分なので
わかりやすく区切りましょう。

■セーフ

・釣れた時点で海へ速やかにリリース
・手で触らずに水面で外す
・写真を撮らずすぐ逃がす

■アウト

・陸に上げた
・スカリに入れた
・バケツに入れた
・クーラーボックスに入れた
・持ち帰ろうとした形跡がある

特に
クーラーボックスに入れた瞬間に「持ち帰る意思あり」と判断されます。

では“うっかり釣れた”場合の正しい対応は?

釣り人ができる正しい対応は
非常にシンプルです。

■正しい行動

・すぐに針を外す
・海へ戻す
・できれば写真は撮らない
・傷つけないように静かにリリース

これだけで
トラブルや法律違反を避けることができます。

まとめ:悪意がなくても法律は守られる

伊勢海老は
全国的に非常に厳しく保護された資源であり
持ち帰った時点で
たとえ“うっかり釣れた”としても
違法になります。

悪意がない場合は
指導で終わるケースもありますが
地域によっては
「検挙→罰金」まで発展することもあります。

釣り人として最も大切なのは
釣れたら即リリース。
クーラーに入れない。
持ち帰らない。

ただこれだけです。

Q1:伊勢海老は釣ってもOKですか?

リリースするならOKです。
持ち帰った時点で違法です。

Q2:知らずに持ち帰ろうとした場合も罰則ですか?

はい。
故意・悪意の有無は関係ありません。

Q3:1匹だけでもダメですか?

はい。
1匹でもアウトです。

Q4:見つかったらどうなりますか?

事情聴取・身分確認・警察への連絡などが行われます。

伊勢海老は、全国的に非常に厳しく保護された資源であり持ち帰った時点で、たとえ“うっかり釣れた”としても違法になります。釣太郎

 

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