釣りをしていて「ラインがヨレてグチャグチャになった…」という経験、ありませんか?
糸ヨレはキャストトラブルや糸絡みの原因になり、釣りの快適さを大きく損ないます。
この記事では、
・糸ヨレが起きる原因
・自分で直す方法
・交換した方がいいケース
これらを初心者でも理解できるよう、分かりやすく解説します。
糸ヨレとは?
「糸ヨレ」とは、釣り糸がねじれてスプリング状に歪んだ状態のことです。
ラインが回転したままリールに巻き取られると、内部にねじれが溜まり、
キャスト時や仕掛けを回収するときに「グルグル巻き」になってしまいます。
糸ヨレが起きる主な原因
① スピニングリール特有の構造
スピニングリールは、スプールが固定されたままベールが回転して糸を巻く構造。
そのため、どうしても少しずつ「ねじれ」が蓄積します。
② サルカン(スイベル)を使っていない
ジグやウキなど、回転する仕掛けをそのままラインに直結していると、
回転の力がそのままラインに伝わってヨレを発生させます。
③ 糸を巻く方向が逆
新品ラインをリールに巻くときに、
スプールの出る方向とリールの巻取り方向が逆になると、初期ヨレが発生します。
④ 強引な巻き上げ・ドラグの締めすぎ
魚とのファイト中や仕掛け回収時にドラグを強く締めたままだと、
ラインがねじれた状態で巻き取られ、ヨレが蓄積します。
糸ヨレの簡単な直し方
【方法①】ラインを海水や真水に流してまっすぐにする
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糸を竿先から30〜50mほど出す
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重り(5〜10g程度)を結んでキャスト
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糸を水に浮かせたまま10分ほど流す
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ゆっくり巻き取る
これでラインにかかったねじれが自然に解消されます。
特にナイロンラインやフロロカーボンに効果的です。
【方法②】濡れタオルでテンションをかけて巻き取る
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濡らしたタオルでラインを軽く挟む
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そのままリールを巻く
摩擦でラインのねじれが整えられ、表面のクセも緩和されます。
※摩擦熱でラインが痛まないよう、強く握りすぎないよう注意。
【方法③】糸ヨレ取り専用アイテムを使う
釣具店には「ラインストレーナー」や「ヨレ取りスイベル」と呼ばれる便利グッズがあります。
キャスト中に自然に回転してヨレを吸収してくれるため、初心者におすすめです。
直せないほどの糸ヨレは“交換”がベスト
以下のような状態なら、迷わず新しいラインに交換しましょう。
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ねじれが戻らない
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ラインが波打つように縮れている
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キャスト時にガイドへ絡む
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釣行中に糸がパーマ状になって出てくる
特にPEラインはヨレが一度入ると戻りにくく、
無理に使うと「ライントラブル」や「高切れ(急な断線)」の原因になります。
ライン交換の目安
| ラインの種類 | 交換の目安(頻度) | 糸ヨレ耐性 |
|---|---|---|
| ナイロン | 3〜6ヶ月 | 弱い(ヨレやすい) |
| フロロカーボン | 6〜12ヶ月 | 中程度 |
| PEライン | 6〜12ヶ月 | 強いがヨレが戻りにくい |
頻繁に釣りをする人は、3〜4ヶ月ごとに巻き替えるのが理想です。
また、ラインの先端10〜20mだけをカットして“部分交換”するのもおすすめです。
糸ヨレを防ぐ3つの予防策
① スイベル(サルカン)を必ず使う
特にサビキ・投げ釣り・ウキ釣りでは、回転を吸収するサルカンが必須です。
② キャスト後の仕掛け回収は「テンションをかけて」
弛んだまま巻くとねじれが入りやすいため、常に軽くテンションを保つことが大切です。
③ リールスプールに過剰に巻かない
スプールのフチぎりぎりまで巻くと、糸が暴れて絡みやすくなります。
1〜2mm余裕を持たせて巻くのが理想です。
まとめ(要約)
・糸ヨレは初心者が最もよく直面するトラブルのひとつ。
・軽度なら「水に流す」or「タオルで巻く」で改善可能。
・重度なら無理せず新しいラインに交換。
・スイベルの使用と正しい巻き方で予防できる。
釣りは「糸のトラブルを防ぐこと」が上達の第一歩です。
ヨレが取れたスムーズなラインで、気持ちよくキャストしましょう!
FAQ
Q1. 糸ヨレは放置しても大丈夫?
A. 放置するとガイド絡みやライントラブルが増えるので早めに対処が必要です。
Q2. 糸ヨレ直しにドライヤーやお湯を使ってもいい?
A. 熱でラインが変質するためNGです。ぬるま湯程度なら短時間OK。
Q3. ヨレを防ぐにはどんなリールがいい?
A. ベイトリールは構造的にヨレが少なく、ルアー釣りや船釣りに向いています。


