南紀地方は全国でも有数のグレ(メジナ)の聖地です。
黒潮が流れ込み、年間を通して水温が安定。
グレの魚影が濃く、釣り人の技術が問われる「フカセ釣り」の舞台として最高の環境が整っています。
この記事では、初心者が南紀でグレのフカセ釣りを始めるために必要な知識を、実践的・わかりやすくまとめました。
フカセ釣りとは?
フカセ釣りとは、軽い仕掛けで潮の流れにエサを自然に漂わせる釣法です。
ウキを使ってエサを一定のタナに保ち、グレに違和感を与えず食わせるのが特徴。
潮に乗せて仕掛けを流すことで、エサを自然に見せることができます。
狙う魚
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グレ(メジナ)
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チヌ(クロダイ)
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イサギ
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マダイ
中でもグレはフカセ釣りの代表ターゲットで、釣り人の腕が最も試される魚です。
南紀地方がグレ釣りに最適な理由
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黒潮の恩恵で水温が安定
グレが活発にエサを追う水温(18〜23℃)が長く続く。 -
地形が豊富
地磯・沖磯・堤防が多く、レベルに合わせてポイントを選べる。 -
透明度の高い海
フカセ釣りの“自然な流し”が生きるクリアな潮流。 -
魚影の濃さ
冬場でもグレの群れが確認できるほど個体数が多い。
フカセ釣りの基本タックル
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| ロッド | 磯竿1.2〜1.5号・5〜5.3m |
| リール | レバーブレーキ付き2500〜3000番 |
| 道糸 | ナイロン2〜2.5号 |
| ハリス | フロロカーボン1.5〜2号 |
| ウキ | 0〜G2程度(潮に合わせて調整) |
| ハリ | グレバリ4〜6号 |
軽量仕掛けでエサを自然に見せるのが最大のポイント。
潮の流れが速いときは、ウキにオモリ(G2〜B)を追加してバランスをとります。
撒きエサの作り方と使い方
材料
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オキアミ3kg
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集魚剤1袋(グレ専用)
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海水少量
手順
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オキアミを細かくほぐす
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集魚剤を加えてよく混ぜる
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手で握れる程度の硬さに調整
コツ
・潮上に打って、仕掛けをその中に同調させる
・風向きと潮流を常に意識
・撒きすぎず、リズムを保つ(3投に1回が目安)
エサとハリの選び方
付けエサ
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生オキアミ(頭を取ると食いが良い)
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ボイルオキアミ(耐久性あり)
※グレがスレている時は「小粒・透明タイプ」を選ぶと効果的。
ハリ
潮の速さや魚のサイズに応じて使い分けます。
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食い渋り時 → 4号
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通常時 → 5号
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大型狙い → 6号
釣り方の流れ
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撒きエサを潮上に打つ
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ウキ下を1〜2ヒロからスタート
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ウキを潮に乗せて自然に流す
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ウキがスッと沈んだ瞬間にアワセ!
アタリは非常に繊細で、「ウキが止まった」「少し沈んだ」だけでも食っていることがあります。
反応を見逃さない観察力が大切です。
南紀地方のおすすめポイント
【白浜エリア】
磯が多く、グレの魚影が非常に濃い。
特に「日置」「伊古木」「笠甫」は冬のグレ釣りで有名。
【すさみエリア】
黒潮が当たるため大型グレ(40cm超)も期待できる。
「名切崎」「見老津オオハ」が人気ポイント。
【串本エリア】
潮通し抜群。水温が安定しており、1年中グレが狙える。
「潮岬」「樫野」などは全国的にも有名。
【みなべ・田辺エリア】
堤防や地磯で初心者でも安全に楽しめる。
「天神崎」「堺漁港ドッグ側」は入門に最適。
釣果を伸ばすコツ
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撒きエサと仕掛けの同調を意識する
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潮のヨレ(流れがぶつかる所)を狙う
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ウキ下を微調整してタナを探る
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エサが取られたら魚がいる証拠、すぐ打ち返す
よくある失敗例
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撒きエサを潮下にまいて仕掛けがズレる
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ウキが重すぎて自然に流れない
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風に仕掛けが引っ張られ、エサが浮く
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ハリスを太くして見切られる
まとめ(要約)
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フカセ釣りは自然にエサを流すテクニカルな釣法
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南紀地方は黒潮の恩恵でグレ釣りに最適
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初心者は堤防・地磯から始めて徐々にステップアップ
グレ釣りの奥深さを体感できる南紀の海へ、
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
FAQ
Q1. フカセ釣りは初心者でもできる?
はい。堤防や足場の良い地磯なら安全に始められます。最初は道糸2号・ハリス1.5号でOKです。
Q2. 南紀でグレが一番釣れる季節は?
12月〜2月が最盛期。水温18〜20℃前後で食いが立ちます。
Q3. 撒きエサはどれぐらい持っていけばいい?
1日釣りならオキアミ3kg+配合エサ1袋が目安。潮が速い日は多めに準備を。


