アオリイカ(コウイカ目アオリイカ科)は、日本全国の沿岸に広く分布し、産卵・成長・回遊を繰り返す短命な生き物です。
では、海にいるアオリイカのうち、実際に人間に捕らえられるのはどれほどなのでしょうか?
🔍【前提1】全国のアオリイカ漁獲量は年間数千トン規模
- 農林水産省の統計によると、イカ類全体の漁獲量は約5万〜6万トン(令和5年)。
- そのうちアオリイカは「高級イカ」として扱われるが、スルメイカやアカイカに比べて漁獲量は少なく、数千トン規模と推定されます。
🌊【前提2】自然界のアオリイカ個体数は数億〜数十億匹規模
- アオリイカは1回の産卵で数千〜数万個の卵を産むとされ、寿命は約1年。
- 沿岸域の藻場や岩礁帯など、日本全国の広範な海域に分布しており、自然界に存在する個体数は数億〜数十億匹規模と考えられます。
📉【推定結果】漁獲・釣獲率は「1〜5%未満」
- たとえば、仮にアオリイカの年間漁獲量を5,000トン(1匹500g換算で1,000万匹)と仮定。
- 自然界に1億匹のアオリイカがいるとすれば、漁獲・釣獲率は約1%。
- たとえ自然界に2,000万匹しかいなかったとしても、捕獲率は5%程度にとどまります。
🧭【なぜ低い?】アオリイカが捕まらない理由
- 生息域が広く、深場にも潜るため、すべてを網羅的に漁獲するのは困難。
- 夜行性で警戒心が強く、釣りでも難易度が高い。
- 産卵後すぐに死ぬため、漁獲対象となる期間が短い。
📝【まとめ】アオリイカの漁獲率はごく一部。だからこそ価値がある
アオリイカは、自然界における個体数に比べて、漁獲・釣獲される割合はごくわずか。
その希少性と美味しさから、高級食材としての価値が保たれているのです。


