🥇 1位:カツオ(戻りガツオ)
秋の海の主役。
春に北上したカツオが南下を始める「戻りガツオ」は、脂がしっかり乗り、まるでトロのような濃厚な味わいになります。
表面を軽く炙って「たたき」にすると香ばしさと甘みが際立ちます。
和歌山でもすさみ・串本沖などが名産地。
🥈 2位:ブリ(またはメジロ・ハマチ)
秋はブリが「寒ブリ」へと変化する直前で、脂が増え始めます。
関西ではこの時期、60cm前後の「メジロ」が旬。
刺身はもちろん、しゃぶしゃぶや漬け丼でも抜群。
釣堀で釣れた個体も脂ノリが最高です。
🥉 3位:シマアジ
高級魚として知られるシマアジは、秋に身が最も引き締まります。
甘みのある脂が上品で、ブリよりも軽やか。
釣堀で釣れるシマアジは天然に劣らない味わいで、白身好きにはたまらない逸品。
4位:マダイ
秋のマダイは「秋ダイ」と呼ばれ、夏の痩せた個体から一気に回復します。
身にハリがあり、噛むほどに旨味が広がる。
昆布締めや塩〆で熟成させると極上の甘みが引き立ちます。
5位:イサキ
本来の旬は初夏ですが、秋のイサキも非常に美味。
水温が下がり始めることで脂が再び乗り、刺身でも十分いけます。
皮を炙る「焼き霜造り」がおすすめ。
6位:アオリイカ
秋は“新子”と呼ばれる小型が多く、身が柔らかく甘みが強い。
透き通るような白身にねっとりとした食感があり、釣り人にも大人気。
和歌山沿岸では、まさに秋の風物詩的な味覚。
7位:サンマ
秋の代名詞といえばサンマ。
塩焼きが定番ですが、脂がしっかり乗った個体は刺身でも絶品。
しょうが醤油やポン酢でさっぱりいただくのが◎。
ただし、近年は漁獲量減少で高級魚化しています。
8位:ヒラメ
秋から冬にかけて身が締まり、刺身ではコリコリとした食感。
淡泊ながらも旨味が濃く、エンガワの脂も上品。
白身魚の王様と言われるだけのことはあります。
9位:カンパチ
ブリよりも身がしっかりしており、弾力のある食感。
秋のカンパチは脂のノリとキレの良さが両立。
漬けやカルパッチョにも向きます。
10位:アジ
一年中釣れますが、秋のアジはサイズが良く脂ノリも最高。
シンプルな刺身のほか、ネギとしょうがを乗せた「なめろう風」もおすすめ。
和歌山では港で釣ったアジをその場で捌く人も多いほど人気。
🍽 秋刺身の楽しみ方ポイント
・氷は「海水氷」で冷やすと旨味が逃げない(真水氷だと身が白濁)
・釣った魚は血抜きをしっかり行うことで味が格段にアップ
・脂の多い魚は数時間の寝かせで旨味が倍増
・白身魚は塩〆・昆布締めで風味が引き立つ
🌊 まとめ
秋は「魚の旨味」が最高潮。
脂の乗った青物(カツオ・ブリ・カンパチ)と、締まりのある白身(マダイ・ヒラメ)、そして甘みのあるイカ類(アオリイカ)が三拍子そろう贅沢シーズンです。
釣って食べても、買って味わっても、秋のお刺身は格別。


