キスでコチを釣ろう


🎣 1. 「キスでコチを釣る」とは?

これは「シロギスをエサにしてマゴチ(真鯒)を狙う」釣法のことです。
もともとキス釣りをしていると、外道としてマゴチが掛かることもあり、
その逆に“釣ったキスを泳がせてコチを狙う”という応用技です。


🐟 2. 理由 ― キスはコチの大好物

マゴチは砂地に潜んでいて、
砂浜を泳ぐ小魚(キス・ハゼ・イワシなど)を捕食します。
特にキスは身が柔らかく、動きも滑らかで、捕食対象として最適。
自然界でもコチはキスをよく食べています。

つまり「キスでコチを釣る」は、
捕食連鎖の頂点をそのまま利用した“自然の釣り”です。


⚙️ 3. 仕掛け・タックル

項目 推奨内容
竿 投げ竿またはライトショアジギングロッド(3〜3.6m)
リール 3000〜4000番スピニング
道糸 PE1号前後+フロロ4号リーダー
ハリ マゴチ針10〜13号(孫針あり)
オモリ 15〜25号(遊動式が理想)
仕掛け 泳がせ仕掛け or 天秤仕掛け(活きエサ仕様)

🧩 4. エサとなるキスの扱い方

  1. キスはできるだけ活きの良いものを使用。

  2. エラや体を傷つけないよう丁寧に取り扱う。

  3. 掛け方は「鼻掛け」または「背掛け」。
     背掛けにすると自然に泳ぎ、マゴチを誘いやすい。


🌊 5. 釣り方のコツ

・キスを海底付近でゆっくり泳がせるのがコツ。
・マゴチは下から襲いかかるため、底から50cm以内を意識。
・アタリがあってもすぐに合わせず、
 5〜10秒待ってから確実に飲ませてフッキング。
・初夏〜秋がベストシーズン。


📍 6. よく釣れるポイント

・遠浅の砂浜(みなべ岩代・白浜富田浜など)
・河口の砂地
・キスが多く集まるエリア

つまり「キスが釣れる場所=コチも潜んでいる場所」と考えられます。


🧠 7. ワンポイントアドバイス

・釣れたキスをその場で泳がせる“現地即戦”が最も自然。
・弱ったキスはマゴチが見切るので、早めに交換。
・アタリ後の“間”が最重要。早合わせは禁物。


✅ まとめ

  • キスはマゴチの大好物

  • 活きキスを泳がせれば高確率で食いつく

  • 砂地の遠浅ポイントが狙い目

  • 仕掛けは遊動式で自然な動きを重視

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