ガシラ(カサゴ)を狙っているのに、ネンブツダイ(スズメダイ科の小魚)ばかり釣れてしまうのは、和歌山を含む沿岸の堤防釣りではよくある悩みです。
以下で「原因」と「対処法」を詳しく分けて解説します。
🧩 ネンブツダイばかり釣れる原因
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仕掛けが底まで届いていない
ネンブツダイは中層〜やや上層に群れており、底近くの岩陰に潜むガシラとはタナ(層)が違います。
オモリが軽いと潮で浮き上がり、ガシラの層に届いていません。 -
エサのサイズが小さすぎる
オキアミや小さな虫エサはネンブツダイが先に食ってしまいます。
口が小さい魚ほどエサ取りが速く、ガシラまで届かないことが多いです。 -
夜釣りでもライトを当てすぎている
ネンブツダイは光に集まる性質があります。
ライトや常夜灯の下は、ガシラよりもネンブツダイが優先的に集まります。 -
根のない砂地・捨て石周りでやっている
ガシラは岩やテトラに張り付いて生活する魚。
底がフラットな場所だと、ネンブツダイやベラ類ばかりになります。
🎣 対処法
① タナをしっかり底に合わせる
・オモリを3号〜5号程度に重くする。
・仕掛けを底でトントンと感じられる重さが理想。
・仕掛けが浮くようなら追加シンカーを付けて沈める。
② エサを大きく・丈夫なものに変更
・オキアミよりも青イソメ(太め)やサバ切り身、キビナゴを使用。
・ネンブツダイがかじってもすぐ取れないよう、長めに刺す。
③ 夜釣り時は光源を減らす
・常夜灯の真下を避け、やや暗めの影側へ移動。
・ヘッドライトも極力オフ、または足元だけ照らす。
④ 根回り・テトラの隙間を狙う
・ガシラは「穴釣り」や「壁際狙い」が基本。
・テトラや石積みのすぐ際に仕掛けを落とすと、ネンブツダイが減る。
⑤ ワームで狙うのも効果的
・ガルプ系など**匂い付きワーム(赤・茶・黒系)**はネンブツダイが食いにくく、ガシラが反応しやすい。
・ジグヘッド1〜3gで、底を「ズル引き」する。
💡 ワンポイントアドバイス
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ネンブツダイは集団で釣り場を占拠する性質があるため、釣れ続く場合は場所を5〜10mずらすだけで状況が変わることがあります。
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どうしてもネンブツダイが多い日は、**思い切って夜遅め(22時以降)**に狙うと、入れ替わりでガシラの活性が上がる傾向があります。
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釣ったネンブツダイはそのままリリースでもOKですが、**夜の泳がせ釣り(アオリイカやヒラメ狙い)**のエサに転用するのもアリです。
✅ まとめ
| 状況 | 対策 |
|---|---|
| ネンブツダイが多い | エサを大きく・硬いものに変更 |
| タナが合っていない | 底を確実に取る |
| 光が強い | 暗い場所へ移動 |
| 根がない | テトラ・岩場を狙う |
| 場所が悪い | 5〜10mずらす |


