初心者でも失敗しにくい海水魚飼育の基本を、釣り好き・魚好きの方にも分かりやすく整理してご紹介します。
🐠 海水魚飼育の基本構成
① 水槽の大きさ
・最初は 60cm水槽(約57L) 程度が理想。
・小さすぎると水質が急変しやすく、魚が弱りやすい。
② 海水の作り方
・人工海水の素(人工塩) を使う。
・水道水を浄水器またはカルキ抜きで中和してから使用。
・塩分濃度(比重)は 1.020~1.025 が目安。
・比重計で測定し、安定させることが大切。
③ ろ過装置
・海水魚は淡水魚より汚れを出しやすい。
・上部フィルター or 外部フィルター を推奨。
・できればプロテインスキマー(泡で汚れを除去する装置)を併用すると理想的。
④ 水温管理
・24〜26℃ が理想。
・夏はクーラー、冬はヒーターで一定に保つ。
・温度変化が1日で2℃以上あると魚が弱る。
⑤ 照明
・魚だけならLEDライトで十分。
・サンゴを飼う場合は、強力なフルスペクトルLED が必要。
⑥ 魚の選び方
初心者におすすめの海水魚:
・カクレクマノミ(ニモ)
・デバスズメダイ
・ハタタテハゼ
・ルリスズメダイ
避けた方がいい魚:
・チョウチョウウオ(繊細で餌付けが難しい)
・ヤッコ類(縄張り争いが激しい)
⑦ 餌
・人工フードを1日1〜2回。
・食べ残しは水質悪化の原因になるので、2〜3分で食べきれる量が目安。
⑧ 水換え
・1〜2週間に1回、全体の1/4程度を交換。
・温度と塩分濃度を合わせることがポイント。
⑨ ライブロックの活用
・天然の岩石で、バクテリアの住処となる。
・ろ過を助け、水質を安定させる。
・見た目も自然な海中風景を演出。
⑩ 注意点
・急な温度・塩分変化は厳禁。
・新しい魚を入れる際は水合わせを丁寧に行う。
・白点病などの寄生虫にも注意。
🌊 海水魚飼育の魅力
・色鮮やかでインテリア性が高い。
・南国の海を再現できる。
・魚の行動を観察すると、ストレス軽減効果がある。
🧩 釣り人向け豆知識
・釣ってきた小型魚(メジナ、ベラ、スズメダイなど)も短期飼育可能。
・ただし、急に水槽へ入れると死ぬ確率が高いので、塩分濃度・水温をしっかり合わせること。
・釣りで得た生体を観賞に回すのは、魚をより深く理解する絶好の方法。


