
マナガツオの特徴と味わい
・白身魚の中でも特に脂がのりやすく、しっとりとした身質。
・皮目に旨味が多く、焼くと香ばしい風味が広がる。
・加熱しても身がパサつかず、むしろふっくらと仕上がる。
・クセや臭みが少ないため、刺身・煮付け・焼き物など万能に使える。
一番人気:西京焼き
マナガツオといえば「西京焼き」が定番中の定番。
京都を中心に高級料亭でも出される料理で、甘めの白味噌がマナガツオの脂とよく合います。
作り方
-
三枚におろして骨を抜く。
-
白味噌3:みりん1:酒1の割合で漬け床を作る。
-
冷蔵庫で半日〜1日漬け込み、焦げないように弱火で焼く。
味噌の香りと脂の甘みが一体となり、絶品のご飯のお供になります。
刺身(生食)
釣りたて、もしくは鮮度抜群のマナガツオは刺身でも最高。
特に皮を湯引きして「霜降り」にすると旨味が倍増します。
ポイント
・皮の下に脂が多いので、皮付きで湯引き。
・わさび醤油よりポン酢や塩レモンで食べると上品。
・寝かせると旨味が増す(1日程度の熟成がおすすめ)。
煮付け
脂が多く、煮崩れしにくいので「煮付け」にも最適。
レシピ例
・マナガツオ切り身:2枚
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・酒:100ml
軽く煮立ててから、弱火で10〜15分。
仕上げに煮汁をかけながら煮詰めると照りが出ます。
塩焼き・照り焼き
シンプルに焼くだけでも驚くほど美味。
脂がのっているので、焦げ目を付けると香ばしさが引き立ちます。
・塩焼き:皮目を下にして中火でじっくり。
・照り焼き:醤油・みりん・砂糖で甘辛タレを絡めて照りを出す。
煮物・椀物・酒蒸し
出汁との相性が良いので、上品な和食にもぴったり。
・椀物に使うと、脂の甘みが汁に溶けて格別の味。
・酒蒸しはポン酢や柚子胡椒でさっぱりと。
フライ・ムニエル
洋風アレンジもおすすめです。
衣をつけて揚げると、ふんわりジューシーでクセになる味わい。
・ムニエルはバターとレモンが好相性。
・タルタルソースとも抜群に合う。
保存と下処理のコツ
・脂が多い魚なので、冷蔵より冷凍保存が向く。
・下処理後、キッチンペーパーで水分をしっかり取る。
・海水氷で冷却すると鮮度が長持ち。
まとめ
マナガツオは「上品な脂」「柔らかい身」「多彩な調理法」の三拍子が揃った魚です。
西京焼き・煮付け・刺身といった和風料理はもちろん、ムニエルなど洋風にもマッチします。
釣り人が釣ったマナガツオは、市場ではなかなか味わえない特別な美味しさ。
釣ったその日のうちに海水氷で冷やして持ち帰り、ぜひいろいろな食べ方で堪能してください。

