【衝撃の事実】アオリイカの視力は0.6!人間レベルの「目」がエギを見破る理由とは

アオリイカを釣る「エギング」に夢中になっていると、こんなことを思いませんか?

「どうしてこのエギには抱いてくるのに、色を変えた途端に見向きもしなくなるんだろう?」

「あんなに遠くからでも、エギを見つけて飛んでくるのはなぜだろう?」

その答えは、アオリイカの持つ驚異的な「目」の性能に隠されています。

実は、アオリイカの視力は0.6にも達すると言われており、これは視力が良いとされる

一般的な魚(0.1~0.2程度)と比べても、ずば抜けて高い数値です。

この記事では、アオリイカの「人間レベル」とも言える目の秘密を解き明かし、その視力を理解する

ことが、どうエギングの釣果に繋がるのかを徹底解説します。


カメラレンズ並み!アオリイカの目の驚くべきスペック

アオリイカの目は、ただ視力が良いだけではありません。

獲物を捕らえるために最適化された、超高性能なスペックを備えています。

  • 視力0.6の世界: 人間でいえば「日常生活に支障がない」レベルです。30m以上離れた場所からでも10cm程度のエギをハッキリと認識できると言われています。これが、遠くのアオリイカにもエギを発見させ、引き寄せる力の源です。
  • ほぼ360°の視野角: 左右に飛び出した大きな目によって、アオリイカは自分自身の真後ろ以外、ほぼ360°を見渡すことができます。死角がほとんどないため、どんな角度から接近する獲物や敵も瞬時に察知します。
  • 瞬時のピント調節機能: アオリイカの瞳孔は、アルファベットの「W」のような特徴的な形をしています。 これにより、カメラのレンズのように水晶体を動かし、対象物までの距離を正確に測り、瞬時にピントを合わせることができるのです。

【最重要】アオリイカが見る世界は「モノクロ」だった

これほど高性能な目を持つアオリイカですが、実は私たち人間とは決定的に違う点があります。

それは、色を識別できない「色盲」であるということです。

アオリイカの網膜には、色を感知するための細胞が1種類しか存在しないため、彼らの見る世界は

色のない白黒の濃淡(モノクローム)**だと考えられています。

「え、じゃあエギのピンクとかオレンジのカラーって意味ないの?」

そう思った方もいるかもしれませんが、無意味ではありません。ここからがエギングの奥深いところです。

色ではなく「光のコントラスト」に超敏感

アオリイカは色を認識できない代わりに、光の明暗(コントラスト)を捉える能力が極めて高いことがわかっています。

つまり、彼らはエギの「色」ではなく、**周りの背景(海の色)に対して、そのエギがどれだけ

明るく見えるか、あるいは暗く見えるか(シルエットの濃さ)**を強く意識しているのです。

これが、エギの表面の色以上に**「下地テープ」**が重要だと言われる最大の理由です。

  • 金テープ/マーブルテープ: 光を反射し、明るく見せる。日中や澄み潮に強い。
  • 赤テープ: シルエットを濃くハッキリ見せる。朝夕のマヅメ時や深場に強い。
  • ケイムラ/夜光(グロー): 紫外線や光を蓄えて発光し、暗い状況でも存在感を出す。曇天、雨天、濁り潮、夜間に強い。

アオリイカは、これらの下地による光の反射や発光の違いを、私たち人間以上に敏感に感じ取っているのです。


視力0.6のアオリイカを攻略する!明日から使える3つのテクニック

アオリイカの目の特性を理解すれば、エギングはさらに戦略的になります。

1. エギは「シルエット」で選ぶ

エギのカラーを選ぶ際は、「この色が釣れる」と考えるのではなく、

「この状況で、アオリイカにどう見せたいか」**という視点で選びましょう。

  • 澄み潮・晴天時: 海の背景色に溶け込みやすいナチュラル系のカラー(アジ、イワシなど)でシルエットをぼかし、スレさせずに抱かせる。
  • 濁り潮・曇天時: 背景に沈んでしまうため、ピンクやオレンジ、夜光といった膨張色でシルエットを際立たせ、存在をアピールする。

2. 「見切らせない」アクションを意識する

視力が良いということは、エギをじっくり観察して偽物だと見破る能力も高いということです。

不自然な動きは一発で見切られてしまいます。

  • キレのあるダート: 生きたベイトが逃げ惑うような、メリハリのあるアクションを心がける。
  • 安定したフォール: エギがブレたり、不自然な沈み方をしたりすると、アオリイカは警戒してしまいます。安定した姿勢で沈下するエギを選び、ラインテンションを適切に管理しましょう。

3. リーダーやスナップは極力小さく

賢い大型のアオリイカほど、細部を見ています。

太すぎるリーダーや、大きすぎて目立つスナップは、エギの違和感に繋がり、抱き渋りの原因になります。

強度を保てる範囲で、できるだけ細いリーダー、小さいスナップを使用することをおすすめします。

まとめ

アオリイカの驚異的な「目」について、ご理解いただけたでしょうか。

  • アオリイカの視力は0.6と、他の魚を圧倒するレベル。
  • 色は識別できず、世界を白黒の濃淡(コントラスト)で見ている。
  • この「コントラスト」を意識したエギ選びと、見切らせない丁寧なアクションが釣果を左右する。

アオリイカの視力を知ることは、彼らの思考を読み解くヒントになります。

なぜそのエギに抱いてきたのか、なぜ見切られたのか。

その理由を考えながら釣りをすることで、あなたのエギングはもっと深く、面白いものになるはずです。

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