アジ干物(開き)は生と冷凍でどう違う?生干物を味わえる確率と釣り人の特権とは

干物の中でも人気が高い「アジの開き」。

しかし実際には「生のアジから作った干物」と「一度冷凍したアジから作った干物」では、味や食感に大きな差があります。

さらに、生干物を店頭で購入できる確率は意外と低く、多くの人は冷凍品を食べているのが現実です。

ここでは、生干物と冷凍干物の違い、流通の背景、そして釣り人だけが味わえる“生のひもの”という特権について解説します。


生干物と冷凍干物の違い

生干物(新鮮なアジをそのまま開いた干物)

・漁港近くで水揚げされたアジを即座に開き、塩に漬けて天日干し。

・身の繊維がふっくらと仕上がり、焼くと脂の香ばしさが際立つ。

・冷凍を挟んでいないため、ドリップによる旨味流出がなく、口当たりが柔らかい。

冷凍干物(一度凍結したアジを使用)

・水揚げ後すぐ冷凍し、後に解凍して加工する流通品が主流。

・保存性に優れるため全国に出荷可能。

・ただし解凍時に水分が抜けやすく、身がややパサつき、旨味も若干落ちる。

・スーパーや量販店で売られている「アジの開き」のほとんどがこれにあたる。


生干物を販売している確率は?

実際に市場に出回っている干物のうち、「生から作られたもの」を買える確率は

全体のわずか10〜20%程度 と言われています。

理由は以下の通りです。

・流通の都合で冷凍を経由せざるを得ない。
・生干物は日持ちがしないため、大量出荷に不向き。
・地元漁港や観光地の土産店など、ごく一部の場所でしか扱えない。

つまり、都市部のスーパーで見かけるアジ干物のほとんどは「冷凍経由品」。

生干物を口にできるのは、漁港直送の店、地元の小さな干物屋、または釣り人に限られるのです。


釣り人だけが味わえる“特権”とは?

釣り人にとって最大の特権は、「自分で釣ったアジをそのまま開き、生干物を堪能できること」です。

・釣った直後に捌くため、鮮度は最高。
・自分好みの塩加減や干し時間で調整できる。
・焼いた時の香りと身のふっくら感は、冷凍干物とは別物。

実際、釣りたてのアジを自宅で開いて一夜干しにすると、「これが本当の干物か!」と驚く人が多いです。

市販の冷凍干物では体験できない旨味を、自分だけの特権として楽しめます。


まとめ

・アジ干物には「生干物」と「冷凍干物」がある。

・流通の大半は冷凍経由で、生干物を買える確率は10〜20%程度。

・釣り人は“釣りたてをそのまま干す”ことで、本物の生干物を味わえる。

アジの干物を食べるとき、「これは生干物か、冷凍品か」と意識すると、その違いがより鮮明にわかります。

そして、釣り人にしかできない“なまのひもの”の贅沢。

まさに海と直結したライフスタイルならではの楽しみ方と言えるでしょう。

アジ干物には「生干物」と「冷凍干物」がある。流通の大半は冷凍経由で、生干物を買える確率は10〜20%程度。釣り人は“釣りたてをそのまま干す”ことで、本物の生干物を味わえる。釣太郎

 

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