アオリイカ釣りの釣果を上げる最大の秘訣は「ベイト(捕食対象)」を知ることです。
普段どんな魚を食べているかを理解すれば、エギの動かし方・カラー選び・釣り場選定まで戦略が一気に広がります。
今回は南紀をはじめ全国の実釣データと海中観察をもとに、アオリイカが好んで食べる魚ベスト10をランキング形式で紹介します。
アオリイカの捕食傾向
・アオリイカは視力が非常に優れ、昼夜を問わず魚を追うフィッシュイーター。
・しかし、泳ぎが速いアジやサバを常食することは少なく、捕まえやすい小魚を狙う傾向が強い。
・特にクロホシイシモチ(赤雑魚)やハタンポなど、群れで行動しスピードが遅い魚は格好のターゲット。
アオリイカが食べる魚ベスト10【ランキング】
1位 クロホシイシモチ(赤雑魚)
・内湾や岩礁帯に群れる小魚。
・泳ぎが遅く夜間も浮遊するため、アオリイカにとって最も捕食しやすいターゲット。
・エギングやヤエン釣りでも、赤っぽいカラーが効く理由はこの魚に近いから。
2位 ハタンポ(スズメダイ科)
・夜間に堤防周りに集まり、遊泳力が弱い。
・透明感のある白銀の体色はエギのナチュラル系カラーが有効。
3位 メバルの稚魚
・春から初夏にかけて浅場に出てくる小型メバル。
・暗闇で群れを作るため、夜釣りで狙うアオリイカの好餌。
4位 キビナゴ
・群れで行動するが、接岸時は捕食されやすい。
・表層でのエギングや小型ルアーでヒット率アップ。
5位 シロウオ・ハゼ類
・砂地に多く、動きが緩慢で捕まえやすい。
・特に秋の新子アオリイカは好んで捕食。
6位 小型のアジ(豆アジ)
・スピードがあるため大型アオリイカが主に狙う。
・ヤエン釣りや泳がせ釣りでは定番の活き餌。
7位 サッパ(ママカリ)
・アジに似た小型回遊魚。
・岸近くに群れるため、春先の産卵期に狙われやすい。
8位 カタクチイワシ
・接岸した群れは逃げ足が鈍く、秋の大型アオリイカに好まれる。
・キビナゴ同様、銀系カラーのエギが有効。
9位 小型カマス
・スピードはあるが、夜間や幼魚は警戒心が低く狙われる。
・大型アオリイカの高級ベイトとして知られる。
10位 小型サバ(マサバ稚魚)
・泳ぎが速く捕食は難しいが、潮流が強い場所で疲れた個体を狙うケースあり。
・大型アオリイカが回遊する外洋系フィールドで見られる。
捕食魚を知るメリット
エギカラー選びの参考
・赤系=クロホシイシモチやハタンポ
・銀系=キビナゴやカタクチイワシ
・茶系=ハゼ類
・ベイトカラーを意識したエギ選びは釣果を大きく左右する。
ポイント選定の目安
・赤雑魚系の群れが見える=アオリイカが近いサイン。
・堤防の常夜灯下や岩礁帯は格好の狩場。
実際の釣りへの応用
・秋の新子シーズンはハタンポ・シモチ系を意識して小型エギ+スローアクション。
・春の大型狙いは豆アジやカタクチ系を模した大型エギ+速めのダートが有効。
・生き餌ヤエン釣りでは豆アジを主力に、群れが見えればクロホシイシモチも活餌として狙える。
まとめ
・アオリイカは泳ぎの遅い小魚をメインに捕食。
・赤雑魚系(クロホシイシモチ)は捕食率が最も高く、釣果アップの重要指標。
・釣り場でベイト魚を観察し、エギカラーやアクションを合わせることでヒット率が飛躍的に向上します。


