アジ・サバ・イワシなど、青魚はどれもDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が豊富で“健康食材”として知られています。
しかし、その中でもサンマは栄養バランスと含有量の両面でダントツ。
秋の味覚として人気が高いだけでなく、健康面でもトップクラスの実力を持つ理由を詳しく解説します。
青魚の主な栄養素と役割
青魚は総じて以下の栄養素が豊富です。
・DHA(ドコサヘキサエン酸):脳の働きをサポートし、記憶力や集中力を向上
・EPA(エイコサペンタエン酸):血液をサラサラに保ち、動脈硬化予防に効果的
・ビタミンD:骨や免疫力を強化
・カルシウム・鉄分:成長期や貧血対策に重要
どれも体が作れない必須成分で、魚から摂取するのが理想とされています。
サンマがダントツで優秀な理由
1. DHA・EPA含有量がトップクラス
文部科学省の食品成分データベースによると、サンマ100gあたりの含有量は以下の通りです。
| 魚種 | DHA (mg) | EPA (mg) |
|---|---|---|
| サンマ | 2200 | 1500 |
| サバ | 1700 | 1200 |
| アジ | 900 | 500 |
| イワシ | 1600 | 1100 |
・サンマはDHA・EPAともに青魚の中で最上位レベル。
・脳や心臓の健康維持に特に有効です。
2. ビタミンDが圧倒的
・サンマはビタミンDが約16.0μg(100gあたり)と、アジやサバの約2倍。
・骨粗しょう症予防や免疫力強化に貢献します。
3. 良質なたんぱく質と鉄分
・筋肉の生成に必要なたんぱく質が20g以上(100gあたり)。
・血液を作る鉄分も豊富で、女性や成長期に最適。
釣り人目線で見る「サンマの価値」
南紀エリアでのサンマ事情
・近年は漁獲量が減少傾向ですが、冷凍流通で一年中入手可能。
・紀南の地元市場では脂の乗った秋サンマが特に人気。
釣り人が感じる魅力
・鮮度が命の魚で、釣りや直送品は旨味が格別。
・内臓(ワタ)まで食べられる魚は珍しく、栄養を丸ごと摂取できます。
おすすめ調理法と栄養保持
・塩焼き:DHA・EPAを最も失わずに摂取可能
・刺身:生食でビタミンや鉄分をそのまま摂取
・煮付け:骨まで柔らかく、カルシウム補給に最適
※内臓ごと食べられる塩焼きはビタミンDを余すことなく摂れるため特におすすめです。
まとめ
青魚全般が健康に良いのは間違いありませんが、
サンマはDHA・EPA・ビタミンDの含有量で群を抜く存在です。
秋の味覚としてだけでなく、一年を通して積極的に取り入れる価値があります。
釣り人にとっても、鮮度抜群のサンマは「食べる栄養剤」といえる一匹です。
FAQ(構造化データ)
Q1. サンマはなぜ青魚の中で栄養価が高い?
A1. DHA・EPA・ビタミンDの含有量が他の青魚より多く、たんぱく質や鉄分も豊富だからです。
Q2. 一番栄養を逃がさない調理法は?
A2. 塩焼きがもっともDHA・EPAを保持でき、ビタミンDも逃げにくい調理法です。
Q3. 内臓を食べても大丈夫?
A3. 新鮮なサンマであれば内臓(ワタ)も安全に食べられ、ビタミンやミネラルが豊富です。


