はじめに:その冷却方法、本当に鮮度を守れていますか?
釣った魚を美味しく持ち帰るために、冷却方法は極めて重要です。
多くの人が「氷をたっぷり入れたクーラーボックスに魚を直接入れる」ことを当然のように
行っていますが、実はこの方法には鮮度を損なうリスクが潜んでいます。
そこで注目されているのが「ビニールシート冷却法」。
これは単なる“敷物”ではなく、魚の命を守る冷却制御装置とも言える存在です。
🧠 科学的根拠:なぜビニールシートが鮮度保持に有効なのか?
❌ 氷を直接当てると起こるトラブル
- 冷えすぎによる硬直:筋肉が硬直し、食感が損なわれる
- 変色・白濁:白身魚やイカ類は透明感を失う
- 水分流出:浸透圧の差で旨味が減少
- 温度ムラ:触れている部分だけ冷えすぎる
✅ ビニールシートの効果
- 冷却の均一化:冷気が穏やかに伝わり、全体が均等に冷える
- 水分遮断:氷水が魚体に直接触れない
- 物理的保護:氷の角で魚体が傷つくのを防ぐ
- 冷却速度の調整:細胞組織を壊さずに冷却可能
🛠 実践方法:誰でもできる簡単冷却術
- クーラーボックスの底に砕いた氷を敷く
- 厚手の食品用ビニールシートを敷く
- 魚を並べる(できれば1段ずつ)
- 魚の上にもビニールをかぶせ、さらに氷を乗せる(サンドイッチ構造)
- 必要に応じて海水氷や保冷剤を併用
🌊 海水氷との併用でさらに効果UP
海水氷は0℃以下でも凍らず、過冷却状態を維持できるため、ビニール越しでもしっかり冷却可能。
さらに、浸透圧が魚体と近いため、水分流出や変色が起こりにくい


