サバの干物といえば、日本の食卓に欠かせない一品ですよね。
しかし、スーパーの鮮魚コーナーには「マサバ」と「ゴマサバ」の2種類が並んでいることがあります。
「一体何が違うの?」「干物にするならどっちが美味しい?」と疑問に感じたことはありませんか?
この記事では、見た目から味、旬、そして干物にしたときの美味しさの違いまで、マサバとゴマサバを徹底的に比較します。
あなたのサバ選びが、きっと楽しくなりますよ。
1. マサバとゴマサバ、まずは見た目の違いから
マサバとゴマサバは同じサバの仲間ですが、いくつかの違いがあります。
- マサバ: 「ヒラサバ」とも呼ばれ、断面が平たく、背中に模様がありますが、腹部は模様がなく白っぽいのが特徴です。
- ゴマサバ: 「マルサバ」とも呼ばれ、断面が丸く、腹部にゴマを散らしたような小さな黒い斑点があるのが最大の特徴です。
2. 旬と味の違い:脂のノリが決め手
サバの美味しさを左右するのは、なんといっても脂のノリです。
マサバとゴマサバでは、脂のノリ方や旬の時期が異なります。
- マサバ: 一般的に秋から冬にかけてが旬。この時期のマサバは脂がたっぷりと乗り、濃厚で強い旨味が特徴です。産卵期にあたる春から夏にかけては、脂が落ちて味が淡白になります。
- ゴマサバ: 比較的温暖な海域に生息し、旬は夏。マサバと比べて一年を通して脂のノリが安定しており、さっぱりとした味わいです。マサバが脂のノリで味が大きく変わるのに対し、ゴマサバは常に安定した美味しさを楽しめます。
3. 干物にするなら?それぞれの魅力が引き立つ調理法
干物は、魚の旨味を凝縮させる調理法です。
マサバとゴマサバ、それぞれの特徴が干物にすることでどのように変化するのでしょうか。
マサバの干物
特徴:脂の旨みが凝縮された、ジューシーな味わい
脂の乗った旬のマサバを干物にすると、ただ焼くよりもさらに旨味が凝縮され、身からジュワっと脂があふれ出します。
- 食感: 焼くと身がふっくらと柔らかく、ジューシーな食感を楽しめます。
- 風味: 濃厚な脂の旨味とサバ本来の風味が高まり、ご飯が何杯でも進む美味しさです。
ゴマサバの干物
特徴:さっぱりとした上品な旨味と、しっかりした食感
ゴマサバは脂が控えめな分、干物にすることで身の旨味が際立ちます。
- 食感: マサバよりも身がしっかりとしており、食べ応えがあります。
- 風味: 脂のしつこさがなく、さっぱりとした中にサバの力強い旨味が感じられます。また、マサバに比べて身が少し赤みを帯びているのも特徴です。
4. 結論:美味しさは「あなたの好み」と「時期」で決まる
「マサバとゴマサバ、どっちが美味しい?」という問いに、明確な答えはありません。
- 濃厚な脂の旨味を求めるなら:旬の時期(秋〜冬)のマサバ
- さっぱりとした、上品な味わいを求めるなら:一年中安定して美味しいゴマサバ
というように、どちらも異なる美味しさがあります。また、夏の時期は脂が乗ったゴマサバ、冬の時期は脂が乗ったマサバを選ぶなど、旬に合わせて選ぶのもおすすめです。
まとめ


