🧊海水氷とは?真水氷との違い
釣った魚を冷やす方法として「海水氷(かいすいごおり)」が注目されています。
これは、海水を凍らせた氷で、真水氷(普通の水を凍らせた氷)とは性質が大きく異なります。
| 比較項目 | 海水氷 | 真水氷 |
|---|---|---|
| 温度帯 | -2℃〜-1℃(過冷却) | 0℃前後 |
| 魚体へのダメージ | 少ない | ウロコが浮きやすく、色がくすむ |
| 鮮度保持 | 長時間キープ | 劣化が早い |
| 味・香り | 臭みが少なく旨味が残る | 臭みが出やすい |
🧪科学的根拠:なぜ海水氷が鮮度を保つのか?
- 海水氷は塩分濃度により融点が下がり、氷が溶けても-2℃程度の低温を維持できます。
- この「過冷却状態」が魚の体温を素早く下げ、細菌の繁殖や酵素の働きを抑制。
- 鮮度の指標「K値」も真水氷より低く推移し、保存後の味・香り・色味も高評価。
🍽️実際の味の違い:一夜干しで検証!
北海道の研究では、ソウハチやスケトウダラを海水氷と真水氷で6日間保存し、一夜干しに加工。結果は以下の通り:
- 海水氷使用:臭みが少なく、色・味・香りが良好
- 真水氷使用:やや臭みが出て、色味も劣化
🎣釣り人・鮮魚業者におすすめの使い方
- 釣行時:クーラーボックスに海水氷を用意。釣った直後に魚を投入。
- 保存時:海水氷で冷却後、冷蔵保存。氷が溶けても温度が下がりすぎないので安心。
- 販売時:色ツヤが保たれ、見た目の鮮度が高く評価される。


