浸透圧と細胞の仕組み
魚の体は、細胞を包む細胞膜が水を通す半透膜となっています。
浸透圧とは、この半透膜を挟んで水が移動する力のことです。
水は濃度が薄い方から濃い方へ移動し、濃度を均一にしようとします。
淡水魚の場合
淡水魚の体液濃度は、真水よりもわずかに濃い状態です。
そのため、真水の中では常に水が体内に流入し、余分な水を排出しています。
真水で作った氷で冷やすと、溶けた水は真水です。
真水と接触することで、魚の細胞への急激な浸透圧の変化を避け、細胞の損傷や身割れを防ぐことができます。
海水魚の場合
海水魚の体液濃度は、海水よりもわずかに薄い状態です。
そのため、海水の中では常に体内の水分が外へ流出しています。
海水で作った氷で冷やすと、溶けた水は海水です。
海水と接触することで、細胞内外の浸透圧差を最小限に抑え、細胞の急激な脱水や身割れを防ぐことができます。
結論
淡水魚を海水で作った氷で、海水魚を真水で作った氷で冷やすと、細胞が急激に収縮または
膨張し、品質の低下や身割れの原因となります。
魚の鮮度を保つためには、それぞれの生息環境に近い塩分濃度の氷を使用することが最も効果的です。
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