沈んだ漁具・鉄くずの種類と発生原因
海洋環境・生態系への影響
ゴーストフィッシングの実態
マイクロプラスチック化のリスク
対策事例と業界への提言
🧱第1章:沈んだ漁具・鉄くずとは?
主な沈降物
| 種類 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 漁具 | 網・ロープ・釣り糸 | プラスチック製が多く分解されにくい |
| 鉄くず | 錆びた船部品・アンカー | 重量物・腐食性あり |
| 発泡素材 | フロート・ブイ | 崩れやすくマイクロ化しやすい |
🧠背景:漁業活動や老朽化した設備の廃棄、自然災害による流出が主因。
🌊第2章:海洋環境への影響
① ゴーストフィッシング
- 放棄された網が海中で魚を捕獲し続ける現象
- 資源枯渇・生態系破壊の原因に
- 日本でも海岸漂着ごみの重量比59.3%が漁具
② 生物への直接被害
- ウミガメ・海鳥・魚類が絡まって死亡
- 誤飲による消化不良・窒息
③ マイクロプラスチック化
- ロープ・網・発泡素材が砕けて粒子化
- プランクトンから魚、人間へと食物連鎖汚染
④ 鉄くずによる化学的汚染
- 錆びた鉄が重金属や酸化物を放出
- 海底の酸素消費・底質汚染につながる
📉第3章:経済的損失と漁業への影響
- 航行中の船に絡まり事故の原因に
- 漁獲物の品質低下・市場価値の減少
- ゴーストフィッシングによる資源損失(米国では年間90万匹のカニが死亡し30万ドル相当の損失)
🔧第4章:国内外の対策事例
| 対策内容 | 事例 | 効果 |
|---|---|---|
| 漁具マーキング | FAOがガイドライン策定 | 所有者特定・流出防止 |
| 回収インセンティブ | 米国チェサピーク湾 | 回収費用の5倍の資源保護効果 |
| リサイクル技術 | 広島県漁連の廃フロート再資源化 | 地域循環型モデルの構築 |


