地元だけで通じる魚の呼び名まとめ|釣り人必見のローカル魚名辞典

魚には標準和名が存在しますが、漁師や釣り人の間では「地元だけで通じる呼び名」が数多く存在します。

旅行者や初心者が混乱する一方で、知っている人には地域性を感じさせる大切な文化です。

本記事では、日本各地の代表的な“ローカル魚名”を一覧にまとめ、その背景や理由を解説します。


  1. 関西エリアの呼び名

  2. 九州エリアの呼び名

  3. 四国エリアの呼び名

  4. 東北エリアの呼び名

  5. 関東エリアの呼び名

  6. なぜ地元名が生まれるのか

  7. まとめ


地域ごとの魚の呼び名一覧

関西エリア

アオリイカ=ミズイカ、タチイカ和歌山・高知)
透明で水っぽい姿から「、タチイオカ呼ばれる。

カサゴ=ガシラ(大阪・和歌山)
堤防釣りの人気魚だが、標準和名で呼ばれることは少ない。

アカカマス=ミズカマス(和歌山)
脂が少ない若魚や夏場のものを特に「ミズ」と呼び区別する。


九州エリア

シロサバフグ=ナゴヤフグ(長崎)
フグの仲間だが地元では全く違う名前で流通。

アカアマダイ=グジ(福岡・長崎)
料亭では“ぐじ”と呼ばれ、京都でも同様の呼び方。

イシダイ=サンバソウ(九州一円の幼魚呼称)
成長段階で名前が変わる典型例。


四国エリア

カンパチ=シオ(高知・徳島)
体長30cmほどの若魚を「シオ」と呼ぶ。

カマス=ハカリ(愛媛)
漁師の間で古くから伝わる方言名。


東北エリア

マイワシ=ナナツボシ(青森)
背中の斑点を「七つ星」と表現した美しい呼び名。

ホッケ=アブラウオ(青森一部)
脂の乗りをそのまま名前にした例。


関東エリア

シロギス=ピンギス(東京湾)
小型サイズを「ピンギス」と呼び、天ぷらに最適とされる。

マコガレイ=アオガレイ(茨城)
地方市場では「青」と「真子」が混在するため注意が必要。

なぜ地元名が生まれるのか?

 

形や色からの連想(例:ナナツボシ=マイワシ)

サイズや成長段階で呼び分け(例:シオ=カンパチの幼魚)

味や食感を表現(例:ミズイカ、ミズカマス)

漁師言葉の名残(例:ハカリ=カマス)

標準和名と異なるため、観光客や移住者は混乱しやすいですが、ローカル文化を理解する上で貴重な要素です。

まとめ

魚の呼び名は、標準和名だけでなく地域文化を映し出す「言葉の財産」。

釣りや旅行で地元を訪れた際には「この魚、標準名では何だろう?」と考えることも楽しみのひとつです。

地域ごとの魚名を知っておくことで、地元漁師や釣り人との会話も弾み、釣り旅がさらに豊かになります。

Q1. 地元名と標準和名の違いは?
A1. 標準和名は全国共通の学術的名称ですが、地元名は地域の習慣や文化から生まれた呼び名です。

Q2. 観光客はどうやって混乱を防ぐ?
A2. 釣具店や市場で「標準和名は何ですか?」と確認すると確実です。

Q3. 釣果情報で「ガシラ」と出てきたら何の魚?
A3. 関西で言う「ガシラ」は標準和名のカサゴを指します。

魚の呼び名は、標準和名だけでなく地域文化を映し出す「言葉の財産」。釣太郎

 

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