実際に「口から出ているのは浮袋か?胃袋か?」については、釣り人の間でも誤解が多い部分です。
釣り上げた魚の口から出ているのは?
・基本的には 「浮袋」 です。
・深場から一気に水面へ引き上げられると、水圧が急減し浮袋内のガスが膨張します。
・体内に収まりきらず、食道を押し広げて口から飛び出してしまいます。
胃袋ではないのか?
・一見すると「胃袋が飛び出した」と思うほど、白く膨らんだ袋状に見えます。
・しかし多くの場合、それは浮袋です。
・胃袋が飛び出すことは稀で、強い圧力変化で内臓が反転した時などに限られます。
判別ポイント
・浮袋の場合:白くて半透明、丸く膨張している。呼吸のたびに少し動くこともある。
・胃袋の場合:食べたエサや胃液が付着している。色も浮袋より濃く、内容物が見えることが多い。
釣り人が知っておくべきこと
・口から飛び出しているのが浮袋であれ胃袋であれ、魚は通常の水中生活に戻れません。
・そのままリリースしても生存率は非常に低く、資源保護の観点からは持ち帰るか、
専用のリリースツールで深場に戻すのが望ましいです。
まとめ
・深場の魚を釣り上げた時に口から出る袋は ほとんどが浮袋。
・胃袋が出るケースもあるが少数派。
・どちらにせよ魚は浮力を失い生き残りが難しいため、釣り人は「リリースの工夫」か「責任を持って持ち帰る」ことが重要。


