タマミ(タマン・ハマフエフキ)とは
タマミ(別名タマン、正式名称ハマフエフキ)は、南方系のフエフキダイ科に属する大型魚。
成長すると10kgを超える個体も珍しくなく、磯釣り師にとっては「青物と並ぶパワーファイター」として恐れられています。
今回の写真にあるように「4.6kg級」でも、その引きは並外れており、ただの中型魚と思って挑むと
竿をへし折られたり、糸を一瞬で切られることもあります。
4.6kgタマミの引きはどれほど強烈か?
タマミの引きは「瞬間的な突進力」が最大の特徴です。
・青物のように長距離を一気に走るのではなく、「短距離ダッシュ+首を振る強烈な突っ込み」を繰り返すタイプ。
・特に4〜6kgクラスは体格とパワーのバランスが最も厄介で、一瞬で根に潜り込もうとするため、タックルが甘いと即バラシにつながります。
・実際、タマミのヒット直後は竿が一気に海面へ突き刺さり、ドラグが「ジジジジーーッ」と悲鳴をあげるほど。
この強烈さから、沖縄や南紀の磯では「頭から突っ込まれて転倒防止のためヘルメットをかぶる釣り人」も存在します。
それほどまでに、タマミの突進は危険であり、まさに“怪力のフエフキ”と呼ぶにふさわしい魚です。
ヒット直後、タマミはどっちに走る?
タマミはヒットすると、まず 根(岩礁や岩場)へ直進 します。
・普段は砂地や岩礁帯に生息しているため、逃げ込む先を熟知しています。
・青物のように沖へは走らず、とにかく「障害物に突っ込む」習性。
・このため釣り人はヒット直後に一瞬でも気を抜くと、根に回り込まれてハリスを切られます。
攻略のカギは「最初の3秒」。
この短時間で魚を止められるかどうかが、勝敗を分けると言っても過言ではありません。
タマミ釣りに必要なタックルと心構え
4.6kgでも危険な相手ですが、10kg超えの大型も普通に掛かる魚です。
・竿:磯竿5号以上、または石鯛竿クラス
・道糸:ナイロン20号前後、またはPE5号+リーダー80lb
・仕掛け:太ハリス+強靭な針
・ドラグ:締めすぎず、しかし突っ込みを止められる強さ
さらに、タマミは夜行性で夜釣りで狙うケースが多く、釣り場の足場も悪いため、安全対策
(ヘルメット、スパイクブーツ、ライフジャケット)が必須です。
まとめ
・タマミ(タマン、ハマフエフキ)は4.6kgでも青物顔負けの怪力ファイター。
・ヒット直後は根へ突っ込むため、最初の数秒で止めるのが鉄則。
・突進力があまりに強烈で、ヘルメットをかぶる釣り人もいるほど危険な魚。
・攻略には強力なタックルと、根に潜らせないファイト技術が必要。
南国の磯を代表するターゲット・タマミ。
一度掛ければ、その痛烈な引きに心も体も震えること間違いありません。


