釣りに欠かせない「ライン(糸)」。
どんなに良いロッドやリールを使っていても、ラインが劣化していれば大物を逃したり、高切れで仕掛けを失ったりしてしまいます。
「まだ使えると思っていたのに切れた…」
そんな経験がある方も多いでしょう。
今回は、ラインが使えなくなる原因を ナイロン・フロロカーボン・PE に分けて解説し、長持ちさせるための対策をまとめます。

ライン劣化の共通原因
まず、すべてのラインに共通する代表的な劣化要因を整理します。
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紫外線 → 太陽光により分子構造が壊れる
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摩耗・傷 → 岩や堤防との擦れで強度低下
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塩分・汚れ → 表面に残り劣化を早める
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結び目の劣化 → 摩擦熱や締め込みで強度ダウン
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経年劣化 → 未使用でも素材は時間と共に劣化
ナイロン・フロロ・PEの違いと劣化ポイント
| ライン種類 | 特徴 | 劣化しやすい原因 | 対策 |
|---|---|---|---|
| ナイロン | 柔らかく扱いやすい。初心者向き。 | 紫外線に弱い・吸水で強度低下。経年劣化が早い。 | 使用後は真水で洗浄、冷暗所保管。短期間での交換推奨。 |
| フロロカーボン | 硬く沈みやすい。根魚やリーダーに最適。 | 硬化による巻き癖・結び目での強度低下。 | 巻き替えをこまめに。特にリーダーは数回使用で交換。 |
| PEライン | 細くても強度抜群。感度に優れる。 | 擦れ・ノット部の弱さ。紫外線にも弱い。 | リーダー必須。毛羽立ちや色落ちが出たら即交換。 |
具体的な劣化サイン
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ナイロン → 色が白っぽく濁る、伸びすぎる
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フロロ → カール(巻き癖)が強い、硬くなっている
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PE → 毛羽立ち、色あせ、部分的に細くなる
👉 これらの症状が出たら「そろそろ寿命」のサインです。
ラインを長持ちさせるコツ
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使用後は必ず真水で軽く洗う
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高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所に保管
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釣行前には必ず先端を数メートル切って使う
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季節ごと、または数回釣行したら交換を検討
まとめ
・ラインが使えなくなる原因は 紫外線・摩耗・塩分・結び目・経年劣化。
・ナイロンは紫外線に弱く、フロロは硬化、PEは擦れに注意。
・劣化サインを見逃さず、こまめな交換が釣果アップの秘訣。
👉 ラインは消耗品。
無理に使い続けるよりも「早めの交換」が安心・安全で、大物を逃さない最善策です。

