アオリイカは非常に繊細な生き物で、「光量(明るさ)」と「潮の動き」の影響を強く受けます。
そのため、同じポイントでも月齢や潮回りによって、捕食するレンジ(表層・中層・深場)が
大きく変化します。
ここでは新月・半月・満月それぞれの特徴と攻略法を、実釣視点で解説します。
◆ 新月:表層攻略でチャンス拡大
・新月は夜が暗く、アオリイカは小魚(アジやイワシ)を追って表層近くまで浮きやすい。
・常夜灯の周りや、岸際の明暗部は絶好の狙い場。
・警戒心も薄れるため、初心者でもアタリが取りやすい。
攻略法
・エギングは表層を意識したシャロータイプのエギでスローに攻める。
・ウキ釣りは浅めのタナ(1~2ヒロ)を中心に調整。
・ヤエン釣りはアジを表層寄りに泳がせ、広範囲に回遊してくる個体を狙う。
◆ 半月:中層を丁寧に探る
・半月は光量が中程度で、アオリイカは表層にも深場にも偏らず「中層」で捕食するケースが多い。
・潮の流れが緩む時間帯は特に中層レンジに固まりやすい。
・新月や満月に比べると「丁寧さ」が釣果を分ける潮回り。
攻略法
・エギングはカウントダウンで中層を探り、スラックジャークで漂わせるように誘う。
・ウキ釣りは2~3ヒロを基準にタナを細かく変える。
・ヤエン釣りはアジをやや深めに泳がせ、潮目やブレイクラインに送り込むと有効。
◆ 満月:ディープ戦略がカギ
・満月は夜が明るく、アオリイカは警戒して深場に潜りがち。
・ベイトも光を嫌って深いレンジに移動するため、アオリイカの捕食レンジも下がる。
・数釣りは難しいが、大型狙いには最適な条件。
攻略法
・エギングはディープタイプのエギを使用し、ボトム付近をじっくり探る。
・ウキ釣りはタナを深め(3~5ヒロ)に設定し、潮流に乗せて流す。
・ヤエン釣りはアジを底近くに定位させ、長時間勝負で大型を待つのが有効。
◆ まとめ
・新月=表層攻略で数釣りチャンス。
・半月=中層を丁寧に探ると安定。
・満月=深場で大型狙いのディープ戦略。
アオリイカは「光量」と「潮の動き」で捕食レンジを変えるため、月齢ごとに戦略を切り替えることが釣果アップの近道です。
「今夜は新月だから表層」「今日は満月だから深場」といった意識を持てば、結果は確実に変わります。


