秋のカツオはなぜ脂がのっているのか?
カツオは回遊魚で、季節によって味わいが大きく変わります。
秋になるとカツオは北の海でたっぷりと餌を食べ、体に脂を蓄えながら南下してきます。
そのため、秋に獲れるカツオは「戻りカツオ」と呼ばれ、脂のノリが抜群。
濃厚でまろやかな味わいが特徴です。
初鰹と戻りカツオの違い
カツオは「初鰹」と「戻りカツオ」でまったく違う魚のように感じられるほど、味の印象が変わります。
● 初鰹(はつがつお)
・時期:春(4月~6月頃)
・特徴:黒潮に乗って北上してきた若いカツオ
・味わい:脂が少なく、さっぱりとした軽やかな食味
・おすすめ料理:刺身、タタキ(薬味を効かせて爽やかに食べるのが定番)
● 戻りカツオ(もどりがつお)
・時期:秋(9月~11月頃)
・特徴:北で栄養を蓄え、脂がのった状態で南下してきたカツオ
・味わい:脂がしっかり入り、濃厚でまろやかな旨味
・おすすめ料理:刺身(脂の甘みをそのまま)、藁焼きタタキ(香ばしさと脂の相性抜群)
👉 同じカツオでも、春と秋で「さっぱり」から「こってり」へと大きく変化するのが特徴です。
戻りカツオの魅力
・トロに近いほどの脂の甘み
・赤身特有のコクとの絶妙なバランス
・刺身・タタキ・なめろうなど、料理の幅が広い
特に南紀エリアでは、戻りカツオは秋のごちそうとして観光客にも人気。
「初鰹派」か「戻りカツオ派」かで好みが分かれるほど、それぞれに個性があります。
まとめ
・春の初鰹は「さっぱりとした爽やかさ」
・秋の戻りカツオは「脂がのった濃厚な旨味」
この違いを知って味わうと、カツオがさらに美味しく感じられます。
秋に南紀を訪れるなら、ぜひ戻りカツオの脂の旨さを堪能してください。


