釣り人にとって「せっかく釣った魚を最高の状態で食べたい」というのは共通の願いです。
しかし、魚の美味しさを決めるのは「魚種」や「大きさ」だけではありません。
実は 釣った後の処理方法 によって、味は天と地ほどの差が生まれます。
ここでは、魚を100点満点とした場合に、
・活締め
・血抜き
・冷却(海水氷など)
それぞれがどのくらい美味しさに寄与しているのかをAIシミュレーションで数値化してみます。
1. 活締めの役割と寄与率(40%)
魚を釣り上げた後、そのまま放置して自然死させると「野締め」となります。
これは魚に強いストレスを与え、身に乳酸が溜まり、死後硬直が急速に進行。
結果として、
・身が柔らかくなる
・臭みが出やすい
・ドリップ(余計な水分)が多い
といったデメリットが出ます。
活締めをすることで、死後硬直をコントロールし、旨味成分(ATP)が長持ちします。
この工程は魚の美味しさを決定づける最初の一歩であり、寄与度は 約40% と言えます。
2. 血抜きの役割と寄与率(30%)
魚の血液は、生臭さの最大の原因です。
特に青物やアジ科の魚は血液量が多く、処理を怠るとすぐに鉄臭さが身に回ります。
徹底した血抜きを行うことで、
・透明感のある身質を保てる
・臭みのないクリアな味わいになる
・保存中の細菌繁殖を抑えられる
というメリットがあります。
そのため、血抜きは美味しさの寄与率 約30% を占めます。
3. 冷却(海水氷)の役割と寄与率(30%)
魚は温度管理を間違えると、いくら活締め・血抜きをしても劣化が進みます。
特に真水氷では浸透圧で身が崩れるため、海水氷で0〜2℃に保つのがベスト です。
適切な冷却を行うことで、
・菌の繁殖を抑える
・身質を長時間保持する
・釣った直後の味を食卓まで届けられる
これにより、美味しさの寄与率は 約30% と推定されます。
4. AIシミュレーション結果まとめ
釣った魚を「100」とした場合の美味しさを守る条件を、寄与率で表すと以下の通りです。
・活締め:40%
・血抜き:30%
・冷却:30%
つまり、どれか一つでも欠ければ 70点以下の魚 になってしまう計算です。
逆に、三つをすべて徹底すれば、釣った魚は「プロの板前が扱うレベル」に匹敵します。
5. 実践ポイント
初心者が実際に行う場合は、以下を意識すると良いでしょう。
・活締め → ピックやナイフで即座に脳締め
・血抜き → 海水に入れたバケツで循環させる
・冷却 → 真水氷ではなく海水氷を使用
この3つを守るだけで、釣った魚は劇的に美味しくなります。
まとめ:釣り人の「ひと手間」が魚の価値を決める
魚の美味しさは「釣った瞬間から始まる処理の差」で決まります。
・活締めが40%
・血抜きが30%
・冷却が30%
合計100%を守ることで、あなたの魚は「市場で数倍の価値」を持つ最高の食材へと変わります。
つまり、美味しい魚を食べたいなら「釣り上げた瞬間のひと手間」が何より大事なのです。


