和歌山・南紀地方は、カマス釣りの好フィールドとして知られています。
漁港や堤防から群れに当たれば数釣りが楽しめ、秋の風物詩として釣り人に人気。
しかし、一口に「カマス」といっても、実際には アカカマス・ヤマトカマス・タイワンカマス の3種類が混じって釣れることがあります。
本記事では、それぞれの特徴と市場での価格帯を詳しく解説します。
アカカマス(本カマス)
特徴
・体色はやや赤みを帯び、背中は褐色〜赤褐色。
・脂のノリが良く、「白身のトロ」と呼ばれることも。
・干物や塩焼きにすると上品な旨味が際立ち、旅館や料亭でも人気。
・南紀地方では「高級カマス」として扱われる。
市場価格(目安)
・鮮魚:1kgあたり 2,500〜3,500円
・干物:大サイズ1枚 400〜600円
・希少性が高く、スーパーよりも専門店・料亭向けで流通することが多い。
ヤマトカマス(ミズカマス)
特徴
・体色は銀白色でやや淡い印象。
・アカカマスより脂が少なく、さっぱりとした味わい。
・鮮度が落ちやすく、生食には向かないが、干物にするとクセのない味で人気。
・南紀の堤防釣りで数釣りできる代表格。
市場価格(目安)
・鮮魚:1kgあたり 800〜1,200円
・干物:大サイズ1枚 150〜250円
・大衆魚としてスーパーや道の駅でもよく見かける。
タイワンカマス
特徴
・体はやや細長く、口元が鋭い。
・南紀では夏〜秋に多く混じり、群れで接岸する。
・脂が少なく水っぽいため、干物や焼き魚にすると身がややパサつく。
・食味はアカカマスやヤマトカマスに劣るため、市場価値は低め。
市場価格(目安)
・鮮魚:1kgあたり 300〜600円
・干物:大サイズ1枚 100円前後
・食用よりも釣り人が楽しむ対象としての側面が強い。
3種の比較表
| 種類 | 特徴 | 食味 | 市場価格(鮮魚) | 干物価格(1枚) |
|---|---|---|---|---|
| アカカマス | 赤みのある体色、脂が乗る | 上品・高級品 | 2,500〜3,500円 | 400〜600円 |
| ヤマトカマス | 銀白色、脂少なめ | あっさり大衆魚 | 800〜1,200円 | 150〜250円 |
| タイワンカマス | 細長く脂が少ない | 水っぽく淡泊 | 300〜600円 | 約100円 |
まとめ
南紀地方で釣れるカマスは「アカカマス」「ヤマトカマス」「タイワンカマス」の3種類。
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アカカマス は高級魚として市場価値が高く、料亭や専門店で人気。
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ヤマトカマス は大衆魚で、釣りや家庭用の干物として親しまれる。
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タイワンカマス は食味がやや劣り、価格も安価だが、釣り人にとっては数釣りのターゲット。
同じ「カマス」でも種類によって食味も価格も大きく変わります。
南紀でカマスを釣った際には、ぜひ種類を見分けて食べ比べてみてください。


