アオリイカを狙うエギングは、日本中で大人気の釣りです。
しかし「エギのカラー選び」や「派手なアクション」にこだわりすぎて、釣果を落としてしまう人が少なくありません。
実は、アオリイカ釣果の8割以上は、5つの基本要素によって左右されます。
この記事では、その決定的なポイントを徹底解説します。
① サイズと沈下速度 ― エギ選びの最重要要素
エギのサイズは、アオリイカの捕食対象に直結します。
・秋の小型イカ → 2.5号~3号
・春の大型イカ → 3.5号~4号
さらに見落としがちなのが沈下速度です。
沈下が速すぎれば見切られ、遅すぎればレンジに届かない。
一般的に 1m沈下に約3秒(スタンダード) が基準ですが、
浅場や藻場では「シャロータイプ」、深場では「ディープタイプ」と使い分けることで釣果が大きく変わります。
② エギの動かし方 ― ダートだけが全てじゃない
多くの初心者は「派手にシャクれば釣れる」と思いがちです。
しかしアオリイカは動きに敏感で、不自然なアクションは逆効果になることも。
基本は「2~3回のシャクリ → フォール → ステイ」。
重要なのは、フォールで見せて抱かせる時間を作ることです。
上級者ほどシャクリより「フォールとステイ」に時間をかけています。
動かすのではなく「止める勇気」が釣果アップのカギです。
③ レンジの攻略 ― 70%はボトムで決まる
アオリイカは回遊型も居着き型も1日の大半をボトム付近で過ごすと言われます。
・秋イカ → 表層~中層にも浮く
・春の親イカ → ほぼボトム
つまり、狙うレンジを外せば、いくら高級エギを使っても釣れません。
まずは着底をしっかり取ること、そして水深を意識した「棚合わせ」が必須です。
④ 時合 ― 釣れる時間は一瞬に凝縮される
「釣れない」と感じていても、突然連続ヒットすることがあります。
これはアオリイカに**強い捕食スイッチが入る“時合”**の影響です。
・朝マズメ
・夕マズメ
・潮止まり前後
この3つは特に外せません。
時合は30分以内で終わることも多いので、その時間に竿を出せるかどうかが勝敗を分けます。
⑤ 場所 ― 実績場に通うことが最短ルート
最後に、釣果の根本を決めるのは「場所選び」です。
いくら腕があっても、アオリイカがいない場所では釣れません。
・藻場や砂地が混じるポイント
・潮通しが良い岬や堤防先端
・実績がある漁港内
地形や潮流によってアオリイカの付き場は決まります。
初心者ほど「釣れる場所に通う」ことを最優先にしましょう。
まとめ ― 派手さより基本が釣果を作る
アオリイカのエギング釣果は、
-
サイズと沈下速度
-
エギの動かし方
-
レンジの攻略
-
時合
-
場所
この5つで8割以上が決定されます。
逆に言えば、カラーやラトル音などの細かい要素はせいぜい+αの1~2割に過ぎません。
「どんな状況でも釣れる人」と「いつもボウズの人」の差は、テクニックよりも基本の徹底度にあります。
ぜひ次回の釣行で、派手なテクニックよりもこの5大要素を意識してみてください。
きっと釣果に大きな差が出るはずです。


