南紀地方(和歌山県南部〜紀伊半島南端)は、日本でも屈指のアオリイカ釣りフィールドです。
透明度の高い海・複雑な地形・豊富なベイトフィッシュに恵まれ、年間を通して狙えるのが大きな魅力。
しかし、ここで気になるのが 「南紀のアオリイカは回遊型と居着き型のどちらが多いのか?」 という点です。
これは釣り方・ポイント選び・シーズン戦略を考えるうえで非常に重要な要素となります。
本記事では、南紀地方の海域特性と釣果データをもとに、回遊型と居着き型の比率や特徴を徹底解説します。
1. アオリイカの「回遊型」と「居着き型」とは?
● 回遊型アオリイカ
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ベイトフィッシュ(アジ・イワシなど)を追って広範囲を移動
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群れで行動し、堤防や磯に短時間だけ姿を現す
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秋の新子シーズンに特に多く見られる
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サイズは小〜中型が主体、数釣りが可能
● 居着き型アオリイカ
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藻場や岩礁帯を拠点とし、ほとんど移動しない
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特に春の産卵期はペアで定着し、大型(2〜3kg以上)が狙える
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食性はベイトに加え、甲殻類や小魚も捕食
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サイズは大型主体で数は少ないが一発の魅力がある
2. 南紀地方の海域特性
南紀は黒潮の影響を強く受ける地域で、潮通しが良い場所が多く存在します。
そのため 回遊型が頻繁に入り込みやすい環境 である一方、藻場・湾奥・入り江には 居着き型が定着する条件 も揃っています。
つまり、南紀は「回遊型と居着き型の両方が成立する珍しいフィールド」といえるのです。
3. 南紀地方での比率|どちらが多い?
結論から言うと、南紀地方では季節によって回遊型と居着き型の優位性が変わる というのが実情です。
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秋(9〜11月)
新子の群れが大量に発生し、堤防や漁港に回遊型が押し寄せます。
➡ この時期は 圧倒的に回遊型が多い。 -
春(4〜6月)
藻場に産卵を目的とした居着き型が増加。
➡ 大型狙いなら 居着き型が中心。 -
冬(12〜2月)
水温低下で沖に落ちるが、磯際に残った居着き型が狙える。
➡ 居着き型が主体。 -
夏(7〜8月)
高水温で一時的に食いが落ちるが、潮通しの良いエリアでは回遊型が差してくる。
➡ 小型の回遊型が多め。
総合的に見ると、「数」では回遊型が多いが、「型(大きさ)」では居着き型が南紀の魅力 といえるでしょう。
4. ポイント別の傾向
【みなべエリア】
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藻場が多く、春は居着き型の実績大
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漁港は秋に回遊型の群れが入る
【白浜エリア】
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磯場に居着き型の大型が目立つ
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笠甫など湾内漁港は回遊型が入りやすい
【すさみエリア】
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名切崎など磯場は居着き型
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見老津の漁港は回遊型がよく釣れる
【串本エリア】
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潮岬・大島は潮通し抜群で回遊型も多い
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同時に藻場も豊富で居着き型の大型も存在
5. 釣り方の使い分け
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回遊型狙い → エギング・ウキ釣りでテンポよく探る
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居着き型狙い → ヤエン釣りやじっくりとしたエギングで攻める
シーズン・ポイントに合わせて「居着き狙い」か「回遊狙い」かを選ぶことが、南紀攻略のカギとなります。
まとめ|南紀は「回遊型が数、居着き型が型」
南紀地方のアオリイカは、
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秋は回遊型が圧倒的に多く、数釣り向き
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春は居着き型の大型が狙え、サイズ狙い向き
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年間を通して両方が成立する稀有なフィールド
という特徴があります。
つまり、南紀は 「数釣りも大物狙いも両方楽しめる全国屈指のエリア」 です。
釣行前にシーズンやポイントを把握し、「今日は数か?型か?」を明確にすると釣果はグッと安定します。


