青物釣りというが、なぜ「ブリ釣り」とは言わないのか?釣り人必見の理由解説

釣りの世界では「今日は青物が回ってきた」「青物狙いで出る」といった言葉をよく耳にします。
一方で「今日はブリ釣りだ」とはあまり言いません。

ブリは青物の代表格であり、釣りの花形ターゲットのひとつ。
にもかかわらず「ブリ釣り」とは呼ばず「青物釣り」と呼ぶのはなぜなのでしょうか。

この記事では、その理由を釣り人目線で解説します。


青物とは何か?

まず前提として「青物」とは何を指すのかを整理しておきましょう。

青物とは、体の背中が青く銀色の体側を持つ回遊魚の総称です。
代表的な種類は以下の通り。

・ブリ(ハマチ・メジロ・カンパチを含むブリ族)
・サワラ
・ヒラマサ
・カツオ

いずれも群れを成してベイト(小魚)を追いかけ、ルアーや泳がせ釣りで豪快な引きを楽しませてくれる人気ターゲットです。


理由① 青物は総称であり狙える魚種が多い

「青物釣り」という言葉が使われる大きな理由は、狙う対象がブリだけに限られないからです。

例えば同じ釣り方で釣れる魚でも、
・ブリの若魚(ハマチ・メジロ)
・カンパチ(シオ)
・ヒラマサ
・サワラ
など多種多様。

つまり、堤防や磯からルアーを投げたとき、釣れるのはブリだけとは限らないのです。


理由② 出世魚で呼び方が地域ごとに違う

ブリは有名な「出世魚」。

・関東:ワカシ → イナダ → ワラサ → ブリ
・関西:ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ

このように、成長段階や地域によって呼び方が違うため、「ブリ釣り」と限定すると誤解を生む可能性があります。
そこで総称の「青物釣り」という表現が使われるのです。


理由③ 実際にはブリ以外が主役になることも多い

青物シーズンといっても、実際に堤防や地磯でよく釣れるのは、ブリの若魚(ハマチやメジロ)、あるいはカンパチの若魚(シオ)であることが多いです。
サイズ的にブリクラスは数が少なく、むしろ「ブリ以外がメインターゲット」になることも珍しくありません。

そのため釣果報告でも「今日は青物が回った」と表現し、魚種を限定せずまとめるのが一般的なのです。


理由④ 釣り方が共通している

青物釣りは、ショアジギング・トップウォータープラグ・泳がせ釣り・カゴ釣りなど共通した釣法で狙えます。

つまり釣り人にとっては「青物狙い=同じ釣り方でブリもサワラもカンパチも釣れる」という意味合いがあります。
特定の魚種に縛らず、総称で語ったほうが実態に合っているのです。


まとめ

「ブリ釣り」とは言わず「青物釣り」と呼ぶ理由は、以下の通りです。

  1. 青物はブリだけでなく、サワラやカンパチ、ヒラマサなども含む総称だから

  2. ブリは出世魚で、地域やサイズによって呼び名が違うから

  3. 実際の釣果はブリ以外(ハマチやシオなど)が多いから

  4. 青物全般は共通の釣法で狙えるから

つまり「青物釣り」という表現は、釣り場の状況をより正確に表し、多くの釣り人に誤解なく伝えるための言葉なのです。

 

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